鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』での実証試験(KARURA)をメディア公開します!
〜火星探査機の学生世界大会出場を目指す学生団体KARURAプロジェクトが来県〜
2023年08月31日提供 資料提供
提供課等:商工労働部産業未来創造課
担当/係名:産業支援担当
電話番号:0857-26-7246
FAX番号:0857-26-8117
本県が宇宙産業創出に向けて取り組む「鳥取砂丘月面化プロジェクト」の一環として整備し、今年7月7日にオープンした鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』を利用した実証試験が行われます。下記のとおり試験の一部をメディアの皆様に公開します。
記
日時
令和5年9月8日(金) 午前10時30分〜 1時間程度 ※雨天中止
場所
鳥取大学乾燥地研究センター内(鳥取市浜坂1390)
鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」
実証試験の内容
(1)実施主体 KARURA(カルラ)プロジェクト(国際ローバー開発プロジェクト)
・代表:日本リーダー 瀬戸 晴登(せと はると)氏
・火星探査機の学生世界大会として米国で開催されている“University Rover Challenge (URC)”の出場を目指す火星探査機開発チーム
・日本、アメリカ、中国、ベトナム、インドの5カ国の学生で構成
・日本からは東京大学、早稲田大学、日本大学、慶應義塾大学、学習院大学、気象大学校、信州大学、名古屋工業大学、東京理科大学の9大学
・とっとり宇宙産業ネットワークの会員団体(現在102社・団体が参加)
※令和5年6月23日に鳥取市内で開催した「とっとり宇宙産業ネットワーク交流会」において、「KARURAプロジェクト(火星走行ローバー開発とURC出場)について」と題して瀬戸氏が講演を行っており、県内企業との技術的な連携も今後想定されます。
(2)実施内容
URCの出場を目指して開発した火星探査機(2号機)を使用して、URCの走行コースを想定した走行実験を行います。実験には、KARURAプロジェクトと同様に宇宙研究を行っている学生団体も参加し、各団体の活動も併せて紹介します。
【参考】URCは、設計・開発した火星探査車で岩石や土を集めて分析を行い、起伏のある地形を越えて約5kgの物品を運ぶミッションにより、その性能を競う大会です。
その他
小サイズのテントを準備しますが、各自で熱中症対策をお願いします。
乾燥地研究センター内駐車場位置