県政一般・報道提供資料

藻場の回復のために実施するウニ集中駆除事業の開始

2022年06月17日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課   担当/係名:漁業調整担当 
電話番号:0857-26-7339  FAX番号:0857-26-8131

内容

 県では、「ウニ駆除・養殖による鳥取の豊かな藻場再生プロジェクト」として、ムラサキウニの大量発生により衰退した藻場被害解消のため、沿岸漁業者及び一般ボランティアダイバーによる県下全域における2年間のウニ集中駆除を行うこととしており、今年度最初の駆除が下記の日程により行われます。
 なお、このたび実施するのは沿岸漁業者による駆除であり、一般ボランティアダイバーによる駆除の開始にあたっては、改めてお知らせします。

日時

6月20日(月)午前10時頃〜(1〜2時間程度)
※ アワビの放流を午前9時45分頃から行い、終了次第、実施を予定しているため、開始時間は前後する可能性があります。

場所

菊港西側(東伯郡琴浦町赤碕:駐車位置は別紙を参照ください。)

実施漁協

赤碕町漁協

駆除の方法

水深1〜2mの海域300平米を、素潜りにより駆除(陸上に取り上げず、海中で潰します。)

その他

天候等により中止されることがありますので、中止の際の連絡のため、取材を希望される方は、事前に鳥取県漁業調整課(0857-26-7339)まで所属、氏名、連絡先をお知らせください。
  • 長靴等の用意はありませんので、各自でご準備ください。
  • 今後、次の予定で駆除が実施される予定です。取材を希望される場合は御相談ください。
6月21日(火)午前7時 鳥取県漁協中山支所
6月24日(金) 鳥取県漁協網代港支所、浦富支所(調整中)
6月25日(土)午前6時 鳥取県漁協御来屋支所

【参考】ウニ集中駆除について

■事業名 「ウニ駆除・養殖による鳥取の豊かな藻場再生プロジェクト」
      (細事業名「ウニ被害藻場緊急回復対策事業」)

■概要
 ムラサキウニの大量発生により衰退した藻場被害解消のため、令和4年度から2年間、全県的な集中ウニ駆除を行うことで、多種多様な水産物が育まれる鳥取の豊かな海の土台である藻場の再生を通じて、水産資源の回復や海藻によるCO2吸収により持続可能な開発目標(SDGs)を進める。実施にあたっては、環境保全の気運を盛り上げるため漁業者だけでなく一般ダイバーにもボランティアで参加いただく。

■実施地区 14地区(内、一般ダイバーに参加いただく地区:9地区)

■事前調査の結果
 本年4月以降に鳥取県栽培漁業センターにおいてウニ駆除実施区域のウニの分布状況等を調査したところ、すべてのエリアで磯焼けの恐れのある10個体超/平米を大きく上回った。
10個体超/平米…境港、御来屋、青谷、浜村
20個体超/平米…赤碕、泊、網代(1)、浦富、東(1)
30個体超/平米…淀江
40個体超/平米…中山、田後、東(2)
50個体超/平米…網代(2)

参考資料

別紙(駆除海域)



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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