ハンセン病問題に関する陶芸作品展示の開催
2026年10月15日提供 資料提供

提供課等:福祉保健部健康医療局健康政策課
担当/係名:がん・生活習慣病対策室
電話番号:0857-26-7769
FAX番号:0857-26-8726

らい予防法の廃止から30年が経過したことを契機として、国による強制隔離政策に従って「無らい県運動」を徹底してきた過去を改めて深く反省するとともに、差別と隔離の記憶を風化させないため、歴史に教訓を学び、ハンセン病に関する正しい知識の普及啓発を行うことを目的とした「邑久光明園陶芸作品展」を下記のとおり開催します。
記
展示期間
10月19日(月)から11月13日(金)まで
場所
鳥取県庁本庁舎1階ロビー(鳥取市東町一丁目220番地)
展示内容
国立療養所邑久光明園の入所者が制作した陶芸作品及びハンセン病問題啓発パネルの展示
ハンセン病について
・ハンセン病は「らい菌」という細菌に感染することで引き起こされる感染症の一種です。
・ハンセン病の原因となるらい菌は発症させる力が弱く、菌が体の中に入っても多くの場合は免疫機能により発症することはありません。
・現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひし、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなるなど、皮ふにさまざまな病的な変化が現れます。
・治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が残ることがありましたが、治療法が確立された現在では、早期に治療を開始すれば障がいを残さず治すことができます。また、後遺症があっても、ハンセン病が治っていればその人が感染源になることはありません。
・病気の原因がよく分からなかった時代には、「不治の病」、「遺伝病」などと誤解され、患者やそのご家族の方々は、不当な差別を受けました。
国立療養所邑久光明園
国立療養所邑久光明園は、全国に13ある国立ハンセン病療養所のうちの一つで、鳥取県の患者も入所されていた外島保養院(大阪府外島(当時))の代替移転先として昭和13年に岡山県の長島に設置されました。
〇国立療養所邑久光明園ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/komyo/index.html
邑久光明園での陶芸について
約30年前に入所者のリハビリの一環として、陶芸教室が開かれました。ハンセン病の影響で不自由のある身体でありながら、すばらしい作品を制作されています。現在は入所者の高齢化により、陶芸に携わっている方は80代後半の2名のみとなっています。