県政一般・報道提供資料

「熱中症警戒週間」発表及び直近の救急搬送状況を踏まえた注意喚起

2023年08月18日提供 資料提供


提供機関

提供課等:福祉保健部健康医療局健康政策課   担当/係名:健康づくり文化創造担当 
電話番号:0857-26-7861  FAX番号:0857-26-8726

内容

鳥取県の向こう1週間の予想最高気温で30を超える日が5日以上予測されているため、鳥取県内全域に「熱中症警戒週間」を発表します。(今年度9回目)
また、直近の救急搬送状況を踏まえ、下記のとおり、ホームページ等を通じて県民へ注意喚起を行います。

「熱中症警戒週間」発表

(1)発表日 8月18日(金)
(2)警戒期間 8月19日(土)〜翌週金曜日までの7日間
(3)発表基準 鳥取地方気象台が発表する向こう1週間の県内の予想最高気温が30℃を超える日が5日以上予測される場合
   ※向こう1週間で30℃以上が予想される日→8月19日〜8月25日(7日間)
(4) 発表機関 鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課

直近の救急搬送状況

(1)先週金曜日以降の死亡・重症事例(死亡1件、重症4件)→今年度累計 死亡2件、重症21件
月日圏域年代性別搬送状況(死亡事例)
8月12日中部90代女性午前10時から果樹園に出ていた。昼頃帰ってこないため家族が様子を見に行ったところ果樹園で倒れていたため通報。(救急要請:13時半過ぎ)
搬送状況(重症事例)
8月12日
東部
70代
男性
行方不明となっていたところを、捜索中の警察官が河川敷で発見。(救急要請:午後2時半過ぎ)
8月13日
東部
50代
男性
登山中の気分不良による搬送。(救急要請:正午過ぎ)
8月13日
東部
80代
女性
別居家族が電話で連絡取れず119番通報。自宅の居室で発見。
(救急要請:午後10時過ぎ)
8月14日
西部
50代
男性
仕事場での作業中に体調不良となり、ぐったりしているところを同僚が発見し、通報。
(救急要請:午前11時前)
      (2)先週1週間(7月31日〜8月13日)の搬送状況 ※()は昨年同期
救急搬送人員数 61人(53人)
世代別 高齢者37人(28人)、成人14人(19人)、少年10人(5人)、乳幼児0人(1人)
症状別 死亡1人(0人)、重症4人(0人)、中等症25人(27人)、軽症31人(20人)
(3)今年度(4月3日〜8月13日)の搬送状況 ※()は昨年同期
救急搬送人員数 487人(458人)
世代別 高齢者312人(276人)、成人112人(128人)、少年58人(52人)、乳幼児5人(2人)
症状別 死亡2人(1人)、重症20人(13人)、中等症196人(211人)、軽症268人(228人)、その他1人(0人)

県民の皆様へ注意喚起

【被災された方、ボランティア・復旧作業に従事される方々へのメッセージ】

・作業開始前には体調を確認し、体調が悪い場合は作業を行わないようにしましょう。
 また、途中で体調不良を感じた際には作業を中止しましょう。
・できるだけ2人以上で作業を行い、作業中には声をかけあい、お互いの体調を確認するようにしましょう。
・作業を行う際には、こまめな水分・塩分補給、涼しい場所での適度な休憩を心がけましょう。
【県民の皆様へのメッセージ】
・高齢になると温度に対する感覚が弱くなり、自覚症状がなくても熱中症になる危険があります。
 暑い日は畑仕事や庭仕事等もリスクが高まりますので、高齢の方は特に注意が必要です。
・高齢者が一人でいるときに具合が悪くなり、発見が遅れて重症化する事例が多くみられます。
 周囲が意識的に声かけを行うようにしましょう。
・のどが渇いていなくても、こまめに水分補給しましょう。
・運動したり屋外を出歩いたりする際は、適度な休憩を心がけましょう。
・昼夜を問わず、エアコンや扇風機を上手に使用して室温調節しましょう。
・体調がすぐれないときは、家族や近所の方にそばにいてもらいましょう。
・日頃から体調管理を心がけ、無理のない範囲で軽い運動や入浴で意識して汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。



最後に本ページの担当課
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