(1)発生状況について
4月15日(土)に八頭町内で捕獲された野生いのししについて、本日(4月18日(火))倉吉家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施したところ、豚熱の感染を確認。
(2)県の対応状況について
・県内養豚場(19戸)に注意喚起を実施し、異常が無いことを確認。特に東部の3農場については家畜保健衛生所が重点指導を実施。
・感染確認区域(感染いのしし発見場所から半径10km)内の野生いのししの捕獲強化期間を5月末まで延長。
・野生いのししサーベイランスを強化。2月1日(初発事例)以降、県内全域で120頭(うち死亡いのしし12頭)を検査し、死亡いのしし5頭、捕獲いのしし5頭で陽性を確認(2月1日の初発事例、今回事例含む)。
・狩猟者等へ感染確認区域外への肉等持ち出し自粛を要請。
・ジビエ利用関係者に対し、発生情報を周知。
・狩猟者や登山者への衛生対策の呼びかけとして関係機関にポスターやチラシを配布するとともに、ホームページで注意喚起を実施。
(3)重ねてお願いしたい県民の皆様へのメッセージ
・24時間対応の豚熱に関する対応窓口を設置しています。
・豚熱は人に感染することはありませんが、豚に感染して養豚業に被害を与えないよう、ウイルスを山から持ち帰らないようにしましょう。
・ウイルスは土にも含まれるので、靴の泥は山で落としましょう。
・野生いのししを誘引しないよう、飲食物は捨てずに持ち帰りましょう。
・異常な死亡いのししを発見した場合は、市町村又は畜産課に連絡しその指示に従ってください。
※会議資料は鳥取県ホームページ内の次のウェブページに掲載をしています。
豚熱に係る鳥取県の対応 https://www.pref.tottori.lg.jp/305557.htm