(1)注意報・警報について
以下の基準に基づき、鳥取県全域に注意報・警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
| 基準値 | 要件 |
注意報 | 定点当たりの患者数
10人 | 注意報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%を超えた場合 |
警報 | 定点当たりの患者数
30人 | 警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%を超えた場合 |
解除 | 定点当たりの患者数
10人 | 注意報・警報終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%未満となった場合 |
≪今回の例≫
・県内全域で注意報終息基準値の10人を下回ったことから、解除基準を満たす⇒注意報を解除
・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和6年2月1日現在)
地区 | 人口 | 人口割合 |
東部地区 | 217,269人 | 40.6% |
中部地区 | 94,713人 | 17.7% |
西部地区 | 223,602人 | 41.7% |
合計 | 535,584人 | 100% |
(2)過去のシーズンの流行開始日、注意報及び警報発令日は以下のとおりです。
シーズン | 流行開始日 | 注意報発令日 | 警報発令日 |
令和5-6年 | ※令和4-5年シーズンから定点当たり1(流行開始目安)を超えたまま移行 | 令和6年2月14日(2回目) | − |
令和5年10月18日(1回目) | 令和5年11月1日
(令和6年1月24日解除) |
令和4-5年 | 令和5年1月11日 | 令和5年3月15日
(令和5年3月29日解除) | 発令なし |
令和3-4年 | 流行なし | 発令なし | 発令なし |
(3)県内の小児科・内科定点医療機関:29の医療機関(東部12、中部6、西部11)
(4)定点当たり患者数とは、1週間にインフルエンザで定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数。(例えば、県全体で29名の患者数報告があった場合、定点当たり患者数が1人となる)