鳥取市内の環境水からの高病原性鳥インフルエンザ確認等に伴う庁内連絡会議(持ち回り)を開催しました
2020年12月15日提供 資料提供

提供課等:生活環境部緑豊かな自然課
担当/係名:自然環境保全担当
電話番号:0857-26-7979
FAX番号:0857-26-7561
その他関係所属 : 農林水産部農業振興戦略監畜産課 衛生防疫対策担当(0857-26-7286,7287 公用携帯090-8061-9109)

12月15日(火)、鳥取市気高町日光で採取した検体からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことから、対応を確認するため庁内連絡会議を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
記
1 開催日
12月15日(火)
2 開催方法
持ち回り開催
3 開催範囲
知事、危機管理局、生活環境部、農林水産部
※鳥取大学山口教授からは電話にてコメントをいただいた。
4 概要
(1)12月9日(水)に鳥取市気高町日光で採取した検体(水)を鳥取大学で検査したところ、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。検体採取地の周辺10km圏内は、12月12日(土)に野鳥重点監視区域として指定済みの区域と同一となる。
(2)野鳥についての鳥取県の対応として、野鳥の監視強化を引き続き実施する。現在までのところ異常な野鳥や死亡又は衰弱した野鳥は確認されていない。
(3)野鳥の検査を中西部でも引き続き実施する。
・中部:12月18日(金)に東郷池で野鳥糞便を採取予定。
・西部:本日15日に環境省が中海で検体を採取済み。次回は1月に実施する方向で調整中。
(4)家きんについての鳥取県の対応として、発生情報を周知。
(5)鳥取大学山口教授のコメント
○今回の結果から環境水を介して他の野鳥にウイルスが伝播している可能性があり、県内どこでも同様の状況と考え対応する必要がある。
○養鶏農家にあっては、これまで通り飼養衛生管理基準の徹底と僅かな異変でもあれば躊躇せず県に通報することが重要である。
○降雪や寒波があると鶏舎内への野生動物の侵入頻度が高まる傾向があり、一層の注意が必要である。
(6)県民の皆様へのメッセージ
○家きん卵・鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありません。また、流通することはありません。
○野鳥や野鳥の排泄物を素手で触らず、触れた場合は手洗いやうがいをしてください。
○異常な野鳥や死亡又は衰弱した野鳥を見つけた時は、緑豊かな自然課、最寄りの県総合事務所生活環境局に連絡しその指示に従ってください。
○家庭で飼育している鳥は野鳥と接触させないように飼育し、異常が見られた場合は、まずはかかりつけの獣医師にご相談ください。
○鳥インフルエンザに関する御相談については、各対応窓口まで御連絡ください。

会議資料