12月30日(月)から1月5日(日)にかけて、県下において3件(3人死亡)の交通死亡事故が発生したため、「交通死亡事故多発警報(全県警報)」を発令し、交通死亡事故抑止に向けた緊急対策を実施します。
1 関係機関・団体と連携した対策
市町村に発令内容を伝達の上、関係機関、団体と連携を密にし、地域住民が一体となった交通死亡事故抑止対策を推進
2 市町村等との緊密な連携による交通死亡事故抑止対策の推進
・交通対策協議会傘下の機関、団体と連携した街頭広報による啓発活動の推進
・関係機関及び各種団体等との交通死亡事故発生場所の交通安全施設の点検、現場周辺における交通安全講習の開催
3 広報、啓発活動の推進
・啓発用チラシの配布
・各市町村の有線放送、広報車等各種媒体を活用した広報の実施
4 街頭活動の強化
交通事故多発路線、区間及び主要交差点を中心に
・薄暮時など交通事故多発時間帯を重点とした街頭活動の強化
・赤色灯点灯の白バイ、パトカーによる「見せる活動」の強化
5 交通指導取締りの実施
・交通事故に結びつくおそれのある危険性、悪質性の高い交通違反の指導取締りの実施
1 発令基準に該当した交通死亡事故発生状況
事故発生日 | 事故の発生地 | 死者 | 事故の種類 |
令和6年12月30日(月) | 境港市誠道町 | 70代女性 | 人対車両 |
令和6年12月30日(月) | 鳥取市栗谷町 | 80代男性 | 自転車単独 |
令和7年1月5日(日) | 東伯郡琴浦町 | 50代男性 | 人対車両 |
2 広報例
・ドライバーの方は、常に緊張感を持って、交差点等での安全確認を徹底し、スピードを控えた運転を心掛けましょう。また、全座席のシートベルト着用を徹底しましょう。
・交差点や横断歩道付近では特に、安全確認と減速・徐行により歩行者の保護を徹底しましょう。
・歩行者は、夕暮れ時や夜間に外出する際は、明るい色の服装と反射材用品を身に付けましょう。また、付近に横断歩道がある場合は、必ず横断歩道を渡るようにし、横断時には手を挙げる、手のひらを見せるなど横断する意思を明確に伝えましょう。
・加齢とともに視覚、聴覚等の身体機能が低下します。高齢者は、道路の横断や車の運転時には、十分に安全を確認しましょう。