入浴施設におけるレジオネラ症発生防止対策に係る一斉点検結果
2025年07月10日提供 資料提供

提供課等:生活環境部くらしの安心局くらしの安心推進課
担当/係名:食の安全担当
電話番号:0857-26-7247
FAX番号:0857-26-8171

入浴施設の利用者からレジオネラ症患者が発生したことを受け、入浴施設におけるレジオネラ症発生防止対策に係る一斉点検を実施した結果(中部地区及び西部地区)は下記のとおりです。
なお、鳥取市にも協力を依頼し、別途点検を実施されています。
記
実施期間
令和7年5月23日〜令和7年6月30日
各総合事務所環境建築局が実施
対象施設
大浴場又は循環配管を有する入浴施設等 132施設(中部 51施設、西部81施設)
点検結果(鳥取県公衆浴場法施行条例又は旅館業法施行条例に基づく)
項目 | 内容 | 適合 | 不適合 | 不適合の内容 |
| (1)清掃及び消毒の記録 | 清掃及び消毒の実施状況を点検表に記録し、3年以上保管しているか | 82% | 18% | ・清掃等の記録なし
(24施設) |
| (2)水質検査 | 検査を実施しているか | 89% | 11% | ・検査未実施
(14施設) |
 | 検査を実施した施設において、検査結果を県に提出しているか | 86% | 14% | ・検査結果を報告していない
(16施設) |
| 検査を実施した施設において、検査結果は水質基準に適合しているか | 100% | 0% | − |
| (3)消毒 | 塩素濃度等の管理は適切か | 95% | 5% | ・塩素濃度の測定をしていない
(7施設) |
不適合となった施設に対する対応
公衆浴場法又は旅館業法に基づき、文書指導を行っている。
この中で、水質検査を実施していない施設については速やかに実施するよう指導し、その結果を県に提出するよう求めている。
今後も、計画的に衛生管理状況の点検等を行い、特に今回の点検で不適合が認められた施設に対しては、点検回数を増やす等重点的に取り組む予定としている。
今後の対応
レジオネラ対策をテーマとした事業者向け研修会を県主催で9月〜10月に実施予定。