「四季の県魚」の制定
2022年07月19日提供 資料提供
提供課等:農林水産部水産振興局水産振興課
担当/係名:漁業経営担当
電話番号:0857-26-7314
FAX番号:0857-26-8131
鳥取県では、県産魚の知名度アップと県内外での消費を促すため、鳥取県産魚PR推進協議会(会長 景山一夫 鳥取県漁業協同組合代表理事組合長)による「四季の県魚」選定を受け、下記のとおり「四季の県魚」を制定しました。
記
「四季の県魚」一覧(合計21種類(20種の魚介類))
季節 | 春(3〜5月) | 夏(6〜8月) | 秋(9〜11月) | 冬(12〜2月) |
魚介類
名 | ハタハタ(※) | 白いか | ハタハタ(※) | 松葉がに |
もさえび | クロマグロ | のどぐろ | 親がに |
サーモン | 岩がき | ベニズワイガニ | かれい |
マダイ | あご(とびうお) | 甘えび | ブリ(はまち) |
ホタルイカ | マアジ | サワラ | マダラ |
ワカメ | ― | ― | ― |
※「ハタハタ」は春と秋ともに旬で分け難いという意見が多くあり、2季節で選定となった。
「四季の県魚」の制定日
令和4年7月18日(月)海の日
「四季の県魚」選定の趣旨及び背景
昨年12月に県が実施した「鳥取県の魚アンケート」(回答者418名)で、魚の購入先の82.5%がスーパーであったことを受け、県内量販店及び仲買業者等の販売担当者等から「プロが選ぶとっとりの魚」と題して、販売のプロ目線で県民にお勧めしたい県産魚介類を季節毎に選定するアンケートを6月に実施。その集計結果をもとに、鳥取県産魚PR推進協議会で「四季の県魚」として選定した水産物を新しい「県魚」とし、今後のPRの柱とする。
(1)「鳥取県の魚アンケート」の実施した背景について
・「県魚」が「ヒラメ」ということを知らない県民がいたこと。
・飲食店から「県魚」に相応しい魚は季節に応じ複数あるのではとの声があったこと。
(2)「プロが選ぶとっとりの魚アンケート」について
・アンケート対象者:県内に店舗を構える量販店及び仲買業者等の販売担当者等
・回答数:27事業者(回答者数33名)
・回答方法:アンケート回答票に季節毎に消費者にお勧めしたい魚介類、売りたい魚介類3種類ずつを選び記入(選択式でなく記述式のアンケート)
(3)「四季の県魚」の選定について
・選定方法:「プロが選ぶとっとりの魚」アンケートの集計結果(得票数等)をもとに、鳥取県産魚PR推進協議会で選定した。
・選定基準:「プロが選ぶとっとりの魚」アンケートの集計結果をもとに生産者代表の声も聞き、案を策定した。
・選定結果:春:6種類、夏〜冬:各5種類、合計21種類(20種)※ハタハタが重複
・その他:「県の魚」が20種類なのは「日本最多」「日本一」となる。
→ 今まではオールシーズン「ヒラメ」1魚種であった
今後のPR展開等
(1)境港高度衛生管理型市場の主要施設2号上屋の完成に併せ、ウイングトラックにて県内外でPRを行う、「まるごと境港市場」で、新たに定めた「四季の県魚」の周知を行う。
(2)鳥取県漁協が行う「東京路線の高速バス」による貨客混載出荷を活用した、県産魚介類の販売企画の中で、専用POP等の売り場掲示等による「四季の県魚」の周知及び販売を行う。
(3)スーパー等の販売店向けに「四季の県魚」と銘打った販促用POP(ポスター等)をダウンロード形式にて作成し、県内各販売店の水産売り場への掲示を通して、「四季の県魚」の周知及び販売促進を行う。
別添資料(「四季の県魚」の制定及び紹介)