県政一般・報道提供資料

青谷高校でのウニ授業プログラムにて、漁港での特別授業「海の学校」を開催!

2022年09月02日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課   担当/係名:漁業調整担当 
電話番号:0857-26-7339  FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 漁業調整課 (0857-26-7339)

内容

 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう海の魅力や問題を伝えることを目的として、青谷高校の地域の課題研究「青谷学」で「鳥取県の漁業」の学習に取り組む高校3年生6名を対象とした「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムに取組んできました。
 このたび、漁港での特別授業「海の学校」を開催します。これは、3年生がこれまでの学習成果を元に1年生へ地元の海の状況について伝承し、「青谷学」における「鳥取県の漁業」の課題研究へ誘い、ウニ授業プログラムを継続的に行っていくことも目的として実施します。
 なお、この取組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。 

1 日時

9月9日(金)午後1時15分〜2時55分

2 場所

長和瀬漁港 荷捌施設内(鳥取市青谷町長和瀬45-1)

3 対象

鳥取県立青谷高等学校 3年生6名、1年生55名
(3年生は、同校で実施している地域の課題研究「青谷学」にて「鳥取県の漁業」について学習している生徒)

4 内容

(1)青谷の漁業、青谷の海で起こっていることの紹介(講師:鳥取県漁協青谷支所所属の漁業者他)
(2)先輩からのアドバイス(「青谷学」で学習している3年生から1年生へ「青谷学」で学んでいること、学習の魅力、引き継いでほしいことなど)
(3)ムラサキウニのむき身、試食体験
(4)意見交換

参考資料

鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画

1 ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
(1)9月10日(土) プロジェクトのキックオフイベント
   賀露港において、豊かな海の再生に向けたメッセージ発信、ヒラメの放流、ウニの観察・試食、漁業者や専門家等のトークセッション等を行う。
(2)青谷高校
   5月24日:【3年生】ウニ学習プログラム開始(磯焼けやウニの生態について学習)
   6月28日:【3年生】補足学習
   8月8日 :【3年生】ウニ大量発生現場探検
   8月31日:【2年生】ムラサキウニを用いた調理実習
   2学期 :【1年生、3年生】漁港での学習イベント
         【3年生】ウニの飼育(8月30日にウニ飼育水槽の組み立てを実施)
(3)泊小学校
   7月7日:ウニ学習プログラム開始
   2学期:漁港での学習イベント等
2 ウニ新メニュー開発
(1)5月以降料理人による検討会開催
   6月28日の検討会では、様々なジャンルの6人の料理人によるムラサキウニメニュー試作品の試食検討会を開催。
(2)9月10日のプロジェクトキックオフイベントにおいて、ウニ料理の試作品を試食提供。
(3)秋には完成したメニューを県内協力店でフェアとして展開予定。学校給食での提供も検討中。

団体概要

団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
        (一般社団法人海と食文化フォーラム)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。

日本財団「海と日本プロジェクト」
 さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp


最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
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    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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