鳥取県立大山オオタカの森が自然共生サイトに認定
2024年02月27日提供 資料提供
提供課等:生活環境部自然共生社会局自然共生課
担当/係名:自然環境保全担当
電話番号:0857-26-7978
FAX番号:0857-26-7561
本日、環境省が令和5年度後期自然共生サイトの認定結果を公表し、全国で63件(面積8千ha)が認定、本県からは鳥取県立大山オオタカの森(面積104ha)が認定されました。
記
自然共生サイトと令和5年度後期申請の概要
1 制度の概要
・自然共生サイトは、30by30目標の達成を目指し、民間の力を結集すべく環境省が今年度からスタートさせた制度。
・法令による保護地域内外を問わず、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として環境省が認定するもの。
・令和5年度前期認定では、全国で122件(面積7.7万ha)、本県からは2件が認定。
2 令和5年度後期認定の概要
申請期間 令和5年9月12日から10月13日
認定概要 認定 全国63件(うち中国地方2件(鳥取県1件、岡山県1件))
・専門委員の審査の上、2月27日(火)に環境大臣認定が決定
・3月18日(月)に認定証が発行され、その後、環境省地方環境事務所等のブロックごとに認定証が授与される予定
今回認定の県内サイトの概要
<鳥取県立大山オオタカの森>
申請者 鳥取県
位置 西伯郡大山町
面積 104ha
目的
オオタカの営巣地を守るため当該営巣地の存在する森を県が取得した経緯を踏まえ、希少な野生動植物が生息することのできる豊かな自然環境を貴重な財産として将来に継承し、環境立県を目指す象徴として保全する。
評価の概要
・「鳥取県立大山オオタカの森の保全に関する条例」や大山隠岐国立公園の普通地域として安定的な保護が図られている。
・毎年の森林管理や大学等と連携した定期的なモニタリングが着実に実施されており、今後も継続される可能性が高い。
・観察会等を通して地域に開かれた自然とのふれあいの場を提供している点で高い価値が認められる。
参考