県政一般・報道提供資料

火星探査機の学生世界大会に今年6月に出場した学生団体『KARURA』による鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」での実証試験をメディア公開します〜本県出身の大学生もチームに加入〜

2024年08月28日提供 資料提供


提供機関

提供課等:商工労働部産業未来創造課   担当/係名:産業支援担当 
電話番号:0857-26-7246  FAX番号:0857-26-8117

内容

本県が宇宙産業創出に向けて取り組む「鳥取砂丘月面化プロジェクト」の一環として整備し、昨年7月にオープンした鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』を利用した実証試験が行われます。
以下のとおり試験の一部をメディアの皆様に公開します。

日時

令和6年9月2日(月) 午前10時〜 ※30分程度(雨天中止)

場所

鳥取大学乾燥地研究センター内(鳥取市浜坂1390)
鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」

実証試験の内容

(1)実施主体
KARURA(カルラ)プロジェクト(国際ローバー開発プロジェクト)
【試験担当者】代表:日本リーダー 辻 紅那(つじ くれな)氏
    ・火星探査機の学生世界大会として毎年アメリカで開催されている“University Rover Challenge (URC)”での優勝を目指す火星探査機開発チーム
    ・今年6月には、日本勢・国際チームとして初めてURCに出場。
    ・本県出身のメンバーも新たにチームに加わり、今回の実証試験にも参加予定。
    (本県出身メンバー)
    大下 知輝(おおした ともき) 氏
    出身高校:青翔開智高等学校 所属:法政大学 生命科学部環境応用化学科 1年
    KARURAでの担当:サイエンス(生命探査)部門

 (2)実施内容
・月面実証フィールドの特徴的な地形(斜面や凹凸など)を利用し、開発しているローバー、及び付随するコンポーネントの性能を実験で確認する。
・ここでの実験の結果をもとに、URC大会優勝を目指して更なる開発・改良を行う。

取材について

・事前の申し込みは不要です。
・鳥取大学乾燥地研究センターの来客用駐車場を御利用ください(別添参照)。

参考1:鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」の概要

面積:約0.5ha
 〔特徴〕
・月面に類似する鳥取砂丘の砂(現地の砂)を利用。 
・潜在ユーザーの声をもとに設計し、月面環境を想定した実証実験を行うための平面ゾーン、斜面ゾーン(5度〜20度程度)、自由設計ゾーン(利用者自身がそのニーズに応じて自由に掘削・造成可能)から構成。
・アルテミス計画など月面探査に参画する国内外の企業・研究機関における実証実験の拠点化を目指す。

参考2:ルナテラスの利用状況

〔令和5年度実績〕利用計12件(大手企業、宇宙スタートアップ、大学、学生団体など)
〔令和6年度状況〕今回が7件目
※ルナテラスを会場に、一般向け公開イベント(R6.10月頃)、星取県・月面探査ローバー学生全国大会(R7.3頃)を開催予定

参考資料

報道関係者駐車場について



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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