本県が宇宙産業創出に向けて取り組む「鳥取砂丘月面化プロジェクト」の一環として整備し、昨年7月にオープンした鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』を利用した実証試験が行われます。
以下のとおり試験の一部をメディアの皆様に公開します。
(1)実施主体
KARURA(カルラ)プロジェクト(国際ローバー開発プロジェクト)
【試験担当者】代表:日本リーダー 辻 紅那(つじ くれな)氏
・火星探査機の学生世界大会として毎年アメリカで開催されている“University Rover Challenge (URC)”での優勝を目指す火星探査機開発チーム
・今年6月には、日本勢・国際チームとして初めてURCに出場。
・本県出身のメンバーも新たにチームに加わり、今回の実証試験にも参加予定。
(本県出身メンバー)
大下 知輝(おおした ともき) 氏
出身高校:青翔開智高等学校 所属:法政大学 生命科学部環境応用化学科 1年
KARURAでの担当:サイエンス(生命探査)部門
(2)実施内容
・月面実証フィールドの特徴的な地形(斜面や凹凸など)を利用し、開発しているローバー、及び付随するコンポーネントの性能を実験で確認する。
・ここでの実験の結果をもとに、URC大会優勝を目指して更なる開発・改良を行う。