県政一般・報道提供資料

保育所におけるRSウイルス感染症の集団発生

2022年10月12日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症担当 
電話番号:0859-31-9317  FAX番号:0859-34-1392

内容

10月11日(火)、米子市内の保育所から西部総合事務所米子保健所に「多数の園児に咳、発熱の症状が発生しており、有症状者の一部からRSウイルスが検出されている。」との報告があった。

患者発生状況(10月11日(火)午後4時 時点)

区  分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園   児
101
26
21
職  員
32
0
0
  施 設 名:鳥取大学医学部附属病院 すぎのこ保育所(鳥取県米子市西町36-1)
   代表者名:園長 重高 直美(しげたか なおみ)
 主な症状:咳、発熱 重症者はなし
  発 症 日:10月4日(火)
  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者
        が発生した場合をいう。

※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

(1)施設での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続
<RSウイルス感染症(5類感染症)>
○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
○通常RSウイルスに感染してから2〜8日、典型的には4〜6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日続きますが、数日〜1週間で軽快します。
○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染します。
○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こします。
○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が必要です。
○鳥取県感染症流行情報第39週(9月26日〜10月2日)によると、全県において流行となっています。
<RSウイルス感染症の感染予防>
○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。
○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。


最後に本ページの担当課
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