新鳥取県史を学ぶ講座「鳥取県の銅鐸・武器形青銅器の研究」を開催します
2024年07月24日提供 資料提供
提供課等:総務部公文書館
担当/係名:県史活用担当
電話番号:0857-22-4620
FAX番号:0857-22-3977
県立公文書館では、新鳥取県史編さん事業の考古部会で実施した鳥取県内出土及び県内所在の弥生時代の銅鐸・武器形青銅器(銅矛・銅剣・銅戈)の調査研究の成果の一環として、「鳥取県の銅鐸・武器形青銅器の研究」を今年3月に刊行しました。その内容をより多くの県民により深く理解していただくため、下記のとおり講座を開催します。
記
演題・講師等
(1)演題:「鳥取県の銅鐸についての新たな調査成果」
講師:難波洋三(国立大学法人島根大学客員教授・奈良文化財研究所客員研究員・京都国立博物館客員研究員)
内容:同じ鋳型で鋳造した銅鐸が7個もある鳥取県立博物館所蔵の伝大阪府出土銅鐸と、出土地が鳥取県日野郡日南町か島根県雲南市木次町か議論があった木山氏所蔵銅鐸について、今回の報告書作成に伴う調査で得られた新知見を紹介します。
(2)演題:「久蔵峰銅矛と某神社旧神宝銅剣」
講師:吉田 広(国立大学法人愛媛大学ミュージアム教授)
内容:久蔵峰銅矛と某神社旧神宝銅剣は、ともに類を見ない特徴的な武器形青銅器です。両者の形状の由来やその後への影響、サメとみられる線刻絵画などから、両者が鳥取にある意義を論じます。
日時
令和6年8月25日(日)午後1時から3時30分まで(開場:午後12時30分)
会場
とりぎん文化会館第1会議室(鳥取市尚徳町101-5)
定員
100名(先着順・申込不要)
参加料
無料
主催
鳥取県立公文書館
イベントのチラシ