県政一般・報道提供資料

倉吉保健所管内における腸管出血性大腸菌感染症の発生

2025年09月03日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所倉吉保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858−23−4803

内容

9月3日(水)、倉吉保健所管内の医療機関から腸管出血性大腸菌感染症の発生届出がありました。
なお、令和7年の本症の県内発生は4例目です。

1 患者の状況

4
項  目
内  容
患者
40歳代(女性)
住 所 地倉吉市
菌の種類
腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生)
経  過
          8月27日 微熱あり。
          8月28日 腹痛、下痢あり。
          8月29日 血便あり。症状続くため、医療機関A受診。便検査実施。
9月3日 便検査の結果、腸管出血性大腸菌O157(ベロ毒素産生)検出が
判明。 症状軽快。

2 今後の対応

感染源や他の有症状者の有無等について調査を行うとともに、二次感染予防の徹底を図っていく。

※ 患者のプライバシーの確保に十分な配慮をお願いします。

  報道機関各位におかれましては、以下の啓発についてよろしくお願いします。


食品の加熱は十分に行ってください。
○調理をする際、食事の前には、十分に手洗いをしてください。
○下痢症状があった場合は、排便後の手洗いを十分に行うとともに、速やかに医療機関
を受診してください。
○焼き肉・バーベキューの際のトング等の使い方で、生肉と焼けた肉等の共用は避けま
    しょう。

<参考事項>

1 腸管出血性大腸菌感染症の令和7年における発生状況
(令和7年1月1日から令和7年8月24日)
○全 国:2246名

2 鳥取県の状況(令和7年9月3日現在)           (単位:人)
区  分123456789101112
平成29
1
(1)
1
1
(1)
7
(3)
5
(2)
1
4
(3)
1
1
21
(11)
平成30
3
1
4
(2)
9
4
1
22
(2)
令和元年
1
1
(1)
6
(1)
1
2
4
(1)
3
(2)
4
2
(2)
24
(7)
令和2
1
2
(1)
7
(1)
2
3
(2)
7
(4)
3
(1)
1
26
(9)
令和3
1
3
(2)
1
(1)
2
(1)
2
(1)
1
(1)
10
(6)
令和4
2
(2)
1
2
3
3
(1)
3
14
(3)
令和5
1
5
9
(3)
2
(2)
2
(1)
19
(6)
令和6
1
1
5
(2)
2
(1)
1
(1)
3
1
(1)
3
(1)
3
1
21
(6)
令和7
1
(1)
2
1
4
(1)
*( )内数は健康保菌者、再掲。

令和7年の発生状況(令和7年9月3日現在)
一連番号
管轄事務所
性別
症状の有無
菌 型
検出月日
第1報発表日
1
米子保健所
健康保菌者
O103
77
78
2
倉吉保健所
有症状者
O157
82
82
3
米子保健所
有症状者
O157
830
830
4
倉吉保健所
有症状者
O157    
93
93


最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

  ※提供内容については、画面上部にある「提供機関」に直接お問い合わせください。