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保育園におけるRSウイルス感染症の集団発生
保育園におけるRSウイルス感染症の集団発生
2022年09月22日提供 資料提供
提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所 担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症担当
電話番号:0859-31-9317 FAX番号:0859-34-1392
9月22日(木)、境港市内の保育園から西部総合事務所米子保健所に「多数の園児に発熱、咳の症状が発生しており、有症状者からRSウイルスが検出されている。」との報告があった。
患者発生状況(9月22日午後1時現在)
区 分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園 児
84
10
8
職 員
29
0
0
施 設 名:有限会社育成 外江保育園(境港市外江町1770-1)
代表者名:園長 渡辺 正子(わたなべ まさこ)
主な症状:発熱、咳、重症者なし
発 症 日:9月16日(金)
(注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者
が発生した場合をいう。
※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。
今後の対応
(1)施設での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続
<RSウイルス感染症(5類感染症)>
○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
○通常RSウイルスに感染してから2〜8日、典型的には4〜6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日続きますが、数日〜1週間で軽快します。
○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染します。
○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こします。
○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が必要です。
○鳥取県感染症流行情報第36週(9月5日〜9月11日)によると、西部地区において流行、東部及び中部地区ではやや流行しています。
<RSウイルス感染症の感染予防>
○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。
○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
住所 〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
E-mail kouhou@pref.tottori.lg.jp
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