宮崎県、青森県及び香川県(疑い)での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う庁内連絡会議(持ち回り)を開催しました
2022年11月21日提供 資料提供
提供課等:農林水産部畜産振興局畜産課
担当/係名:家畜衛生・防疫対策室
電話番号:0857-26-7287
FAX番号:0857-26-7292
その他関係所属 : 緑豊かな自然課 (内線 7979)
宮崎県新富町、青森県横浜町(よこはままち)の高病原性鳥インフルエンザ(国内12,13例目)発生及び香川県観音寺市の高病原性鳥インフルエンザ疑い事例の対応を確認するため、下記のとおり庁内連絡会議を持ち回り開催しました。
記
開 催 日
令和4年11月21日(月)
開催方法
持ち回り開催
開催範囲
知事、鳥インフルエンザ対策チーム(副知事、生活環境部、農林水産部)、危機管理局
概 要
(1)宮崎県新富町の採卵鶏(約16万羽)及び青森県横浜町の肉用鶏(約13万羽)の高病原性鳥インフルエンザ発生について
・本発生を受けて、今シーズンの家きんでの鳥インフルエンザ発生は12、13事例。
(2)香川県観音寺市の肉養鶏(約2万4千羽)の高病原性鳥インフルエンザ疑い事例について
・確定すれば国内14例目。(確定は11月22日の予定)\
(3)鳥取県の対応について
・発生情報の周知を県内全80養鶏場へ行い、鶏に異常が無いこと、発生農場と疫学関連が無いことを確認。
・鶏舎や防鳥ネットの点検、消毒槽の消毒液交換や消石灰の散布について再度徹底指導を実施。
・県内養鶏場の一斉消毒(11月16日までに緊急消石灰散布:4,000袋)
・鳥取大学共同獣医学科山口教授の協力を得て、期間を通し、渡り鳥が多く集まる県内3カ所の湖沼で糞便及び環境水調査を実施。
・全国での発生状況を踏まえ、「野鳥監視ステージ2」を継続し、野鳥等のサーベイランスを強化中。
・渡り鳥が集まる県内河川、湖沼等の県内70カ所(東部33、中部9、西部28)の監視を実施中。
※11月20日時点で、異常なし。
(4)愛玩鳥等の飼育者への注意喚起について
・市町村を通じて、愛玩鳥(家きんを除く)飼育者等へ注意喚起。
・動物取扱業者(10事業者)や学校関係者等へは保健所や関係部局を通じて情報提供と注意喚起。
(5)県民への情報提供について
・ホームページ等で野鳥等との接し方や異常な野鳥等の通報体制、愛玩鳥の飼育方法、食の安全について周知徹底(県ホームページ「とりネット」の鳥インフルエンザの特設サイトにより、家きん、野鳥、愛玩鳥について総
合的に情報提供)。
(6)重ねてお願いしたい県民の皆様へのメッセージ
○鳥インフルエンザに関する対応窓口を継続して設置中。
◯家きん卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありません。また、流通することはありません。
◯野鳥や野鳥の排泄物を素手で触らず、触れた場合は手洗いやうがいをしてください。また、野鳥の排泄物を踏んだ時はウイルスが拡散しないよう靴裏を水などで洗浄してください。
◯異常な野鳥や死亡又は衰弱した野鳥を見つけた時は、緑豊かな自然課、最寄りの県総合事務所環境建築局に連絡しその指示に従ってください。異常な野鳥とは、首を傾けてふらついたり、首をのけぞらせたような神経症状、重度の結膜炎等を発症している野鳥です。
※会議資料は鳥取県のホームページの以下のアドレスに掲載をしております。
鳥インフルエンザ: https://www.pref.tottori.lg.jp/307962.htm