感染症発生動向調査における水痘(みずぼうそう)の集計速報値(令和7年第45週:11月3日〜11月9日)で、下記のとおり全地区で注意報解除基準値である1定点当たり1人を下回ったことから、令和7年10月29日に発令した水痘注意報を本日解除しました。
県民の皆様におかれましては、引き続き、手洗い等を徹底し、感染対策に取り組んでいただきますようお願いします。
(1) 注意報・警報について
以下の基準を参考に注意報・警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
 | 基準値 | 要件 |
注意報 | 定点あたりの患者数
1人 | 注意報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の30%を超えた場合 |
警報 | 定点あたりの患者数
2人 | 警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の30%を超えた場合 |
解除 | 定点当たりの患者数
1人 | 警終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の30%未満となった場合 |
≪今回の例≫
・全地区での警報解除基準値1人を下回ったことから、解除基準を満たす。 ⇒ 注意報を解除する。
・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和7年10月1日現在)
地区 | 人口 | 人口割合 |
| 東部地区 | 212,528人 | 40.5% |
| 中部地区 | 92,243人 | 17.6% |
| 西部地区 | 219,764人 | 41.9% |
| 合計 | 524,535人 | 100% |
(2) 県内の小児科定点医療機関:19の医療機関(東部8、中部4、西部7)
(3) 定点当たり患者数とは、1週間に伝染性紅斑で定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数。
(例えば、県全体で19名の患者数報告があった場合、定点当たり患者数が1人となる)