原子力防災に係る安定ヨウ素剤の事前配布
2024年07月12日提供 資料提供
提供課等:福祉保健部健康医療局医療・保険課
担当/係名:薬事担当
電話番号:0857-26-7226
FAX番号:0857-26-8168
県と米子市及び境港市は、平成30年度より、島根原子力発電所から5〜30キロメートル(UPZ)圏内に居住する住民のうち、原子力災害時に一時集結所で速やかに安定ヨウ素剤を受け取ることが困難な(負担となる)方で、希望される方に対し、安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。
今年度の事前配布説明会での配布に係る申し込みを7月16日から受け付けます。
また、米子保健所での通年の事前配布も引き続き実施しています。
1 安定ヨウ素剤とは
原子力災害発生時に国、県又は市からの指示に基づき服用する医療用の医薬品で、甲状腺がん等を発生させる可能性がある放射性ヨウ素による内部被ばくを抑える効果がある。
本県では、米子市及び境港市の一時集結所、学校等に安定ヨウ素剤を備蓄しており、国のガイドラインに基づき、緊急時に配布することとしている。
服用を優先すべき対象者は、妊婦、授乳婦及び未成年者(乳幼児を含む。)とされている。
2 事前配布の対象者
UPZ圏内に居住する住民のうち、以下のような理由により、原子力災害時に一時集結所で速やかに安定ヨウ素剤を受け取ることが困難な(負担となる)方で、希望される方
ただし、ヨウ素過敏症等により服用できない方に該当する場合は配布しない。
(1)障がいや病気がある
(2)妊娠している
(3)小さい子ども(小学生以下)が世帯にいる
(4)高齢者や障がい者等が世帯にいる
(5)その他上記(1)〜(4)に準ずる理由がある
3 申込方法等
(1)米子市・境港市での事前配布説明会(8月)
ア 今年度の開催日等
開催日 | 受付時間 | 開催時間 | 会場 |
8月30日(金) | 午後6時30分から | 午後7時から午後9時 | 境港市民交流センターみなとテラス |
8月31日(土) | 午前9時30分から | 午前10時から正午 | 境港市民交流センターみなとテラス |
8月31日(土) | 午後6時30分から | 午後7時から午後9時 | 米子市福祉保健総合センターふれあいの里 |
居住市関係なくいずれの説明会へも参加可能。
イ 申込方法等
(ア)申込書を米子市(健康対策課又は防災安全課)又は境港市(健康づくり推進課又は防災危機管理課)へ提出。
申込書は、米子市、境港市、米子保健所の窓口や県のホームページから入手可能。
<申込受付期間> 7月16日(火)から8月20日(火)
(イ)申込者は、自宅等に送付される案内により上記の事前配布説明会に参加し、必要な説明や問診を受けた後、安定ヨウ素剤を受け取る。
詳細については、事前配布説明会のチラシ、県(医療・保険課)のホームページ等を参照のこと。
URL https://www.pref.tottori.lg.jp/278822.htm
(2)米子保健所での事前配布(通年)
ア 実施日等 毎月第2・第4火曜日(祝日を除く)午後3時から午後5時(予約制)
イ 申込方法等
(ア)申込書を西部総合事務所米子保健所(米子市糀町1丁目160)へ提出。
(受取希望日の10日前まで)
申込書は、米子保健所、米子市、境港市の窓口のほか、県(医療・保険課)のホームページから入手可能。
(イ)米子保健所から申込者に予約受付票、問診票等を送付。
(ウ)申込者は、予約日時に米子保健所にて保健師等からの説明等を受けた後、安定ヨウ素剤を受け取る。
4 事前配布後の管理等に係る留意事項
(1)安定ヨウ素剤は、配布を受けた各家庭において、誤用や紛失がないよう適切に保管・管理する。
(2)UPZ圏外に転出等をする場合には、安定ヨウ素剤の返却が必要。
(3)配布後に交換が必要。(個別に案内)
・使用期限(ゼリー剤は製造後3年間、丸剤は製造後5年間)の到来に伴う交換
・一定年齢への到達に伴う交換(年齢により薬剤の種類や服用量が異なるため)
5 問合せ先
(1)米子市・境港市での事前配布説明会に関すること
<米子市>
福祉保健部健康対策課 電話 0859-23-5451
総務部防災安全課 電話 0859-23-5337
<境港市>
福祉保健部健康づくり推進課 電話 0859-47-1122
総務部防災危機管理課 電話 0859-47-1071
(2)米子保健所での事前配布に関すること
西部総合事務所米子保健所 医薬・感染症対策課 電話 0859-31-9316
事前配布説明会チラシ