プラスチックは製品や容器包装に広く利用され、現代社会に不可欠な素材です。一方で、環境への影響などに配慮した持続可能な生産と消費が求められており、国内におけるプラスチックの資源循環促進の重要性が高まっています。
このたび、琴浦町が家庭から排出されるプラスチック廃棄物を資源として分別収集し、再びプラスチック製品に再生する取組を開始しますので、お知らせします。
(1)実施内容
令和7年10月1日以降、町指定袋を使用した「プラスチック資源」として、各自治会のごみステーションにて分別回収を行う。これにより、約200トン/年のプラスチック資源としての再生ができる見込み。
なお、役場庁舎や町内スーパー等で実施している軟質プラスチックの拠点回収は、9月末で終了。
【事業】
1 住民が容器包装及び製品プラスチックを分別し、町内のごみステーションに排出
2 プラスチックごみは一般廃棄物処理業者が、因幡環境整備(株)のリサイクル施設「いなばエコ・リサイクルセンター」に運搬。
3 いなばエコ・リサイクルセンターにて、選別作業を経て再商品化(ペレット化)される。
※ペレット化:回収した廃プラスチックを破砕、洗浄、溶解し、粒状にカッティング加工した再生プラスチック原料にすること。
【回収できるプラスチック資源】
・プラスチック素材のみでできたもの。
※洗っても汚れが落ちないものは可燃ごみ
※従来の軟質プラスチックに加えて、硬いプラスチックも対象
(例)ペットボトルのキャップとラベル、お菓子の袋、カップラーメンの容器、卵パック、弁当容器、詰め替えボトル、梱包材、CDケース、バケツ、洗面器 など
(2)回収方法
週1回の各自治会のステーション回収
(3)プラスチック専用 町指定袋
販売価格 大サイズ(10枚入り):160円 小サイズ(10枚入り):90円
購入場所 指定袋取扱店舗(町内のスーパーマーケット、家庭用品店、コンビニエンスストア)