県政一般・報道提供資料

本年10月1日から琴浦町でプラスチック資源の分別収集が始まります

2025年09月29日提供 資料提供


提供機関

提供課等:生活環境部自然共生社会局循環型社会推進課   担当/係名:廃棄物リサイクル担当 
電話番号:0857-26-7198  FAX番号:0857-26-7563

内容

プラスチックは製品や容器包装に広く利用され、現代社会に不可欠な素材です。一方で、環境への影響などに配慮した持続可能な生産と消費が求められており、国内におけるプラスチックの資源循環促進の重要性が高まっています。
このたび、琴浦町が家庭から排出されるプラスチック廃棄物を資源として分別収集し、再びプラスチック製品に再生する取組を開始しますので、お知らせします。

事業概要

(1)実施内容
    令和7年10月1日以降、町指定袋を使用した「プラスチック資源」として、各自治会のごみステーションにて分別回収を行う。これにより、約200トン/年のプラスチック資源としての再生ができる見込み。
    なお、役場庁舎や町内スーパー等で実施している軟質プラスチックの拠点回収は、9月末で終了。

【事業】
    1 住民が容器包装及び製品プラスチックを分別し、町内のごみステーションに排出
    2 プラスチックごみは一般廃棄物処理業者が、因幡環境整備(株)のリサイクル施設「いなばエコ・リサイクルセンター」に運搬。
    3 いなばエコ・リサイクルセンターにて、選別作業を経て再商品化(ペレット化)される。
      ※ペレット化:回収した廃プラスチックを破砕、洗浄、溶解し、粒状にカッティング加工した再生プラスチック原料にすること。

【回収できるプラスチック資源】
       ・プラスチック素材のみでできたもの。
        ※洗っても汚れが落ちないものは可燃ごみ
        ※従来の軟質プラスチックに加えて、硬いプラスチックも対象

         (例)ペットボトルのキャップとラベル、お菓子の袋、カップラーメンの容器、卵パック、弁当容器、詰め替えボトル、梱包材、CDケース、バケツ、洗面器 など

(2)回収方法
  週1回の各自治会のステーション回収

(3)プラスチック専用 町指定袋
  販売価格  大サイズ(10枚入り):160円  小サイズ(10枚入り):90円
  購入場所  指定袋取扱店舗(町内のスーパーマーケット、家庭用品店、コンビニエンスストア)

取材について

周知・啓発に御協力をお願いします。詳細な日程調整等については、以下の窓口にお尋ねください。
担当:琴浦町役場町民生活課 ゼロカーボン推進室 鈴木室長、辻中主事(電話:0858-52-1703)

参考

(1)県内の状況(プラスチックごみの処理)
   東部1市4町:H18年から分別収集を行い、「いなばエコ・リサイクルセンター」で再商品化を実施中。
   中部(琴浦町以外):焼却処理を実施。現在、分別収集・再商品化に向けて検討中。
   西部:一部の市町村で、RPF化(サーマルリサイクル)を実施
※RPF化:廃プラスチック類などを主原料とした高熱量のボイラー等の固形燃料(化石燃料の代替品)にすること。

(2)琴浦町の経緯
   令和2年     容器包装プラスチックの拠点回収を開始((株)三光でRPF化(サーマルリサイクル))
   令和4年4月   プラ新法が施行、本格的にプラスチック分別回収の検討を開始
   令和6年11月  再商品化計画の大臣認定(認定日:令和6年11月20日)
                 ※中四国地方の自治体では初の認定(当時)。全国の市町村では20番目の認定。
   令和7年10月〜 プラスチックごみの分別収集・再商品化を開始


最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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