米子バイオマス発電所事故に関する経済産業省及び消防庁への要望活動

9月9日に鳥取県米子市で発生したバイオマス発電所の火災・爆発事故の危険性・特異性及び火災事故が続発している状況に鑑み、知事が電気事業法を所管する経済産業省及び総務省消防庁への要望活動を行います。

10月4日(水)

鳥取県知事　平井　伸治（ひらい　しんじ）

（1）総務省消防庁（県庁担当課：消防防災課）
ア　日程・場所　午後1時から1時15分
　総務省消防庁　中央合同庁舎　第2号館3階　消防庁次長室(東京都千代田区霞が関2-1-2)
イ　要望先　総務省消防庁次長　五味　裕一（ごみ　ゆういち）氏
ウ　要望趣旨
　バイオマス発電におけるバイオマス燃料の貯蔵及び取扱に係る自主保安の強化や指導徹底を図ること。

(2)経済産業省（県庁担当課：脱炭素社会推進課）
ア　日程・場所　午後3時から3時15分
経済産業省　本館11階　経済産業副大臣室(東京都千代田区霞が関1-3-1)
イ　要望先　経済産業副大臣　酒井　庸行（さかい　やすゆき）氏
ウ　要望趣旨
　国として事業者に対してあらゆる可能性を排除せず徹底した原因究明を行うとともに再発防止策を早期に講ずるよう指導すること
　木質ペレットなどの再生資源燃料の貯留・取扱における安全対策も含めた事業計画策定ガイドライン、技術基準等の改正を行うこと。
　全国のバイオマス発電施設設置者に対し安全点検など注意喚起を行うこと。
　事故発生時の事業者の対応の中に、地元の安全・安心を担保する仕組みを義務付けるよう電気事業法を改正すること。