感染症発生動向調査における手足口病の集計速報値(令和5年第31週:7月31日〜8月6日)で、下記のとおり西部地区の患者報告数が警報開始基準値である1定点当たり5人に達したことから、本日、県内全域に手足口病警報を発令しました。
今後も大きな流行が継続するおそれがありますので、県民の皆さまにおかれましては、手洗い等の取組による感染予防・感染拡大防止に御協力をよろしくお願いします。
(1)警報について
以下の基準に基づき、警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
| 基準値 | 要件 |
発令 | 定点当たりの患者数5人 | 警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の30%を超えた場合 |
解除 | 定点当たりの患者数2人 | 警報終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の30%未満となった場合 |
≪今回の例≫
・西部地区で警報発令の基準値5人を超えたことから、警報報発令基準を満たす。⇒警報を発令
・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和5年7月1日現在)
地区 | 人口 | 人口割合 |
東部地区 | 218,596人 | 40.6% |
中部地区 | 95,421人 | 17.7% |
西部地区 | 224,508人 | 41.7% |
合計 | 538,525人 | 100% |
(2)過去の警報発令日・解除日(直近)は、以下のとおりです。
・警報発令日:令和3年12月15日 警報解除日:令和4年1月7日
(3) 県内の小児科定点医療機関:19の小児科の医療機関(東部8、中部4、西部7)
(4) 定点当たり患者数とは、1週間に手足口病で定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数。