県政一般・報道提供資料

県内における手足口病警報の発令

2023年08月09日提供 資料提供


提供機関

提供課等:福祉保健部感染症対策局感染症対策課  
電話番号:0857-26-7153  FAX番号:0857-26-8143

内容

感染症発生動向調査における手足口病の集計速報値(令和5年第31週:7月31日〜8月6日)で、下記のとおり西部地区の患者報告数が警報開始基準値である1定点当たり5人に達したことから、本日、県内全域に手足口病警報を発令しました
今後も大きな流行が継続するおそれがありますので、県民の皆さまにおかれましては、手洗い等の取組による感染予防・感染拡大防止に御協力をよろしくお願いします。

発令地区

鳥取県全域

定点当たり患者報告数(令和5年第31週(7月31日〜8月6日))

区分
全県
東部地区
中部地区
西部地区
定点当たりの患者数
3.00人
0.25人
3.50人
5.86人
患者数
57人
2人
14人
41人

県民の皆様へのお願い

○発熱、手や足の発疹、口腔内の粘膜疹などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
○飛沫・接触感染するため、個人衛生の徹底(手洗い等)をしましょう。

手足口病とは

○コクサッキーウイルス等、複数の病原ウイルスによって起こる感染症です。
○2〜7日の潜伏期(3〜4日前後)を経て発症し、手、足、臀部(でんぶ)の皮膚発疹と口腔内の粘膜疹を特徴とし、38度台の熱が出ることもあります。通常1週間で軽快します。
○口腔内の痛みで食物や水分の摂取が困難な場合があります。
○乳幼児・小児に多く発症します。
○まれですが、髄膜炎や脳症等の合併症があります。

参考資料

<参考>

(1)警報について
     以下の基準に基づき、警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
    基準値
    要件
    発令
    定点当たりの患者数5人
    警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の30%を超えた場合
    解除
    定点当たりの患者数2人
    警報終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の30%未満となった場合

    ≪今回の例≫
      ・西部地区で警報発令の基準値5人を超えたことから、警報報発令基準を満たす。⇒警報を発令
    ・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和5年7月1日現在)
    地区
    人口
    人口割合
    東部地区
    218,596人
    40.6%
    中部地区
    95,421人
    17.7%
    西部地区
    224,508人
    41.7%
    合計
    538,525人
    100%
(2)過去の警報発令日・解除日(直近)は、以下のとおりです。
・警報発令日:令和3年12月15日   警報解除日:令和4年1月7日
(3) 県内の小児科定点医療機関:19の小児科の医療機関(東部8、中部4、西部7)
(4) 定点当たり患者数とは、1週間に手足口病で定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数。

別紙



最後に本ページの担当課
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    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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