鳥取県豚熱防疫対策連絡会議(持ち回り)を開催しました
2023年10月20日提供 資料提供
提供課等:農林水産部畜産振興局家畜防疫課
電話番号:0857-26-7289
FAX番号:0857-26-7292
鳥取市で捕獲された野生いのししについて、昨日(10月19日)豚熱の感染が確認されたことから、対応を確認するため、下記のとおり防疫対策連絡会議を開催しました。
記
開催日
10月20日(金)
開催方法
持ち回り開催
開催範囲
知事、副知事、危機管理部、農林水産部
概要
(1)発生状況について
10月17日(火)に鳥取市内で捕獲された野生いのししについて、昨日(10月19日(木))倉吉家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施したところ、豚熱の感染を確認。
(2)県の対応状況について
・県内養豚場(18戸)に注意喚起を実施し、異常が無いことを確認。特に東部の3農場については家畜保健衛生所が重点指導を実施。
・県東部の3農場周辺を含む地域に野生いのしし用の豚熱経口ワクチン4,000個を散布済(6〜7月)。10〜11月にさらに2回散布実施(現在、散布中)。
・感染確認区域(感染いのしし発見場所から半径10km)内の野生いのししの捕獲強化。
・野生いのししサーベイランスを強化。2月1日(初発事例)以降、県内全域で410頭(うち死亡いのしし34頭)を検査し、死亡いのしし17頭、捕獲いのしし18頭で陽性を確認(初発含む)。
・狩猟者等へ感染確認区域外への肉等持ち出し自粛を要請。
・ジビエ利用関係者に対し、発生情報を周知。
・狩猟者や登山者への衛生対策の呼びかけとして関係機関にポスターやチラシを配布するとともに、ホームページで注意喚起を実施。
(3)重ねてお願いしたい県民の皆様へのメッセージ
・24時間対応の豚熱に関する対応窓口を設置しています。
・豚熱は人に感染することはありませんが、豚に感染して養豚業に被害を与えないよう、ウイルスを山から持ち帰らないようにしましょう。
・ウイルスは土にも含まれるので、靴の泥は山で落としましょう。
・野生いのししを誘引しないよう、飲食物は捨てずに持ち帰りましょう。
・異常な死亡いのししを発見した場合は、市町村又は家畜防疫課に連絡しその指示に従ってください。
※会議資料は鳥取県ホームページ内の次のウェブページに掲載をしています。
豚熱に係る鳥取県の対応 https://www.pref.tottori.lg.jp/305557.htm