泊小学校3年生と青谷小学校5年生が海の学習を実施します!
2024年09月05日提供 資料提供
提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課
担当/係名:資源管理担当
電話番号:0857-26-7303
FAX番号:0857-26-8131
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、令和4年度より青谷高校を対象に「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムを実施してきました。
さらに今年度は、青谷小学校5年生27名を対象として「青谷の海の今を学ぶ」、泊小学校3年生24名を対象に「地元の海の環境に触れあう」をテーマとして、海の環境の現状や課題について学習し、藻場をはじめとする海の大切さを学びます。特に、大量発生により大切な藻場の消失が懸念されているムラサキウニに焦点を当て、自分たちにもできることに思いを馳せることで、豊かな藻場の大切さを実感することを目指します。
なお、この取組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として行われます。
記
日時
(1)青谷小学校 9月9日(月)午後1時30分〜3時35分:講義「ウニを通して藻場の大切さと現状を実感」
(2)青谷小学校 9月19日(木)午後1時30分〜2時30分:現地見学
(3)泊小学校 9月25日(水)午前10時00分〜11時00分:海の生き物との触れあい
場所
(1)青谷小学校(鳥取市青谷町青谷3459)
(2)長和瀬漁港(鳥取市青谷町長和瀬669-4)
(3)小浜港(東伯郡湯梨浜町小浜)
実施者
(1)鳥取市立青谷小学校 5年生27名 ※(2)同様
(3)湯梨浜町立泊小学校 3年生24名
指導者
海のプロフェッショナルである当実行委員会の古田事務局長
内容
(1)青谷小学校(5年生27名)
・講義では、青谷の海で発生しているムラサキウニの現状と海の環境や漁業への影響、漁場を守る漁師さん達の活動、ムラサキウニの観察(本物に触れて)、学習の掘り下げ(疑問や質問に答えて)を通じて、青谷の海の今を学ぶ。
・現地見学では、港内に発生したムラサキウニの多さを見る、漁師さんの苦労話を聞く、青谷高校生の駆除実験現場を見て、集中駆除の効果を知る、ウニ蓄養現場から、活用の可能性を考えるを通じて、青谷の海の今を体感する。
(2)泊小学校(3年生24名)
・地元、小浜港の波打ち際(船揚斜路)において、周辺の海中に生息するウニを含む生き物を採集して即席のアクアリウムで観察しながら、藻場に育まれる生き物の多様性や生き様を体感する。
その他
・長和瀬漁港、小浜港で開催の場合は、直接会場にお越しください。また、当日の天候によっては、長和瀬漁港、小浜港での開催は延期になる場合がありますので、長和瀬漁港、小浜港での取材を希望する場合は、事前に担当までお問い合わせください。
・青谷小学校で開催の場合は、同小学校玄関の事務室にて受付をし、会場までお越しください。
・当日の連絡先 鳥取県漁業調整課 公用携帯090-4895-6597
(参考)今後の予定
・泊小学校では、地元の海の現状を学んだことについて、学校給食会で発表する予定(時期未定)。
・青谷小学校では、学校給食において、ウニを使ったメニューを提供する予定(時期未定)。
<団体概要>
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
(公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp