令和4年度地域文化功労者文部科学大臣表彰の伝達
2023年01月11日提供 資料提供
提供課等:地域づくり推進部文化政策課
担当/係名:アート活性化担当
電話番号:0857-26-7134
FAX番号:8108
この度、令和4年度地域文化功労者文部科学大臣表彰(芸術文化分野)について、下記のとおり被表彰者へ伝達を行います。
記
1 被表彰者(敬称略)
氏名 新倉健(にいくらけん)
年齢 71歳
功績 永年にわたり、作曲家として優れた活動を行うとともに、財団法人鳥取県文化振興財団理事長等を務め、地域文化の振興に貢献している。
2 日時
1月13日(金) 午前10時00分から10時15分まで
3 場所
地域づくり推進部長室(鳥取市東町一丁目220番地 県庁本庁舎6階)
4 伝達者
地域づくり推進部長 木本美喜
5 次第
受賞者功績紹介、表彰状授与、記念品贈呈、記念撮影、歓談
参考
1 表彰の概要
(1)趣旨 芸術文化の振興、文化財の保護に尽力する等、地域文化の振興に功績のあった個人及び団体に対し、その功績をたたえるもの。
(2)表彰者 文部科学大臣
2 被表彰者の略歴及び主な功績
(1)略歴
昭和26年に生まれ、中学時代に作曲家福島雄次郎に習い始め、大学及び大学院にて金光威和雄に作曲を師事。武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。
昭和56年から鳥取大学教育学部に助手として赴任。助教授を経て平成7年に同学部教授となり、同17年から27年まで同大学地域学部附属芸術センター長を務めた。同29年鳥取大学名誉教授。
在院中に作品の発表を始め、昭和56年から63年まで、「銀河鉄道の夜」に触発された器楽作品のシリーズを発表し、平成14年には宮沢賢治の原作によるオペラ「ポラ−ノの広場」を発表して高い評価を得ている。
(2)主な功績
教育者として多くの音楽分野の人材を育成するかたわら、鳥取県の文化事業や地元音楽団体のための作曲や編曲等を精力的に行い、多くの作品が上演されている。
多くの楽団の指揮者を永年にわたって務め、演奏会の企画、運営等を通じて地元の団体の育成や音楽活動の推進に貢献している。
平成14年の国民文化祭とっとりや第17回全国生涯学習フェスティバル等の文化事業において、委員や委員長等の要職を歴任、鳥取県文化振興財団の理事長を務めるなど、鳥取県の文化芸術活動に対しても多大な貢献をしている。
平成13年に音楽分野において鳥取市文化賞、同18年に地域の文化振興に貢献したことに対して鳥取県教育委員会表彰、同29年に永年の音楽活動により地域の音楽界をリードしてきたことに対して鳥取県文化功労賞知事表彰を受ける。