宅地建物取引士証の交付事務委託にかかる個人情報の紛失
2022年02月07日提供 資料提供
提供課等:生活環境部くらしの安心局住まいまちづくり課
担当/係名:管理担当
電話番号:0857-26-7411
FAX番号:0857‐26‐8113
県が、宅地建物取引業法の規定に基づく講習(以下「法定講習」)の実施及び宅地建物取引士証(以下「宅建士証」という。)交付事務を委託している、公益社団法人全日本不動産協会鳥取県本部(鳥取市富安1丁目113)において、新たに交付する予定の宅建士証(1名分)を紛失する事案がありました。
このことを受け、該当者に同協会鳥取県本部から今回の経緯の説明と謝罪を行いました。県は、今後同様の事案が起きないよう、同協会鳥取県本部に対し、個人情報の取扱いについて、再点検するとともに、再発防止策の徹底を指導し、原因と再発防止策について報告を求めます。
記
1 判明した日時
令和4年1月31日(月) 午後3時30分頃
2 判明した経緯
・法定講習のリモート開催日である令和4年1月20日(木)の翌日21日(金)から、順次法定講習を受講したことが確認できた者に対して、新しい宅建士証を送付しており、26日(水)時点では残りの宅建士証が必要数あることを確認していた。
・1月31日(月)の午後、同協会鳥取県本部職員が、法定講習の受講者A氏に宅建士証を郵送で発送しようとしたところ、同氏の宅建士証を紛失していることが判明した。
3 発生原因
法定講習受講者に新たに交付する宅建士証は、県から台紙の送付を受け、同協会鳥取県本部において、写真を貼付けてラミネート加工を実施した後、法定講習申込票等の関係書類と合わせてクリアファイルで保管していたが
・すべての宅建士証を発送するまで宅建士証の数の確認を毎日行っていなかったこと、
・宅建士証の保管方法が紛失を起こしやすい状態であったこと、
など、管理方法に問題があった。
4 紛失した個人情報
宅地建物取引士証1名分(氏名、生年月日、住所、宅建士登録番号)
5 対応状況
2月4日(金)までに他の受講者への誤送付がないことを確認し、同日、同協会鳥取県本部長がA氏に直接面会し、謝罪を行うとともに、新たに作成した宅建士証を手渡した上で、引き続き捜索を続け、見つかり次第、A氏に報告することを約束した。
6 再発防止策
同協会鳥取県本部に対し、個人情報の取扱いは慎重に行われるべきことを再度認識し、適切な確認が行われるよう、次のとおり指導した。
・紛失を防ぐため、新たに発行する宅建士証は名刺専用のファイルで管理すること。
・個人情報を含む書類を発行する際には、必ず2名以上の職員により確認することを徹底すること。