県政一般・報道提供資料

鳥取県伝統工芸士認定証交付式の開催

2025年03月13日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部市場開拓局販路拡大・輸出促進課   担当/係名:国内販路拡大・民工芸振興担当 
電話番号:0857-26-7640  FAX番号:0857-21-0609

内容

鳥取県指定郷土工芸品等の製造に従事する技術者のうち、高度な伝統的技術・技法を有する方を鳥取県伝統工芸士として認定しています。
このたび、新たに3名(橋谷田岩男氏(智頭町、漆器)、芦澤保憲氏(八頭町、因久山焼)、小林遼司氏(鳥取市、牛ノ戸焼))を認定し、知事から認定証を交付する鳥取県伝統工芸士認定証交付式を行います。
 なお、会場で3名の代表的な作品を展示します。

日時 

令和7年3月19日(水) 午後1時25分から1時40分まで

場所

鳥取県庁3階第2応接室

認定する鳥取県伝統工芸士

(1)橋谷田 岩男(はしやだ いわお)氏(智頭町、70歳)
【従事工芸品等名】漆器(今年度指定)
 福島県会津若松市から本県に移住後、漆器販売業を営むとともに鳥取県内の優れた職人の発掘・紹介に取り組むとともに平成15年から漆器製造を始め、漆の研究・技法の向上に励まれる一方、近年は「佐治漆」復興にも佐治町内関係者とともに取り組んでおられます。
 


(2)芦澤 保憲(あしざわ やすのり)氏(八頭町、58歳)
【従事工芸品等名】因久山焼(昭和60年度指定)
 本県で最も歴史の長い窯で昭和61年から父である9代目芦澤良憲氏(鳥取県伝統工芸士)の指導の下で作陶に従事し、平成12年に10代目を襲名されました。
 伝統的な焼成法「登り窯」や、県内唯一で全国的にも希少な「手回し轆轤(ろくろ)」の技法も9代目から伝授を受け貴重な技法を体得されています。


(3)小林 遼司(こばやし りょうじ)氏(鳥取市、38歳)
【従事工芸品等名】牛ノ戸焼(昭和60年度指定)
 5年間の県外での陶器製造の修行の後、平成26年から父である現当主牛ノ戸焼6代目小林孝男氏(鳥取県伝統工芸士)の指導の下で牛ノ戸焼の製造に従事され、その技能は既に卓越した水準にあります。
 

参考

1 鳥取県郷土工芸品等指定・鳥取県伝統工芸士認定制度(昭和60年〜)の概要
(1)鳥取県郷土工芸品等指定
  伝統産業の振興を図るため、郷土の自然と暮らしの中で育まれ受け継がれた伝統のある工芸品を鳥取県知事が鳥取県郷土工芸品等として指定する。(今回の指定品目を含め、計51品目を指定)
(2)鳥取県伝統工芸士認定
  鳥取県郷土工芸品・民芸品を製造する方の中から、高度の伝統的技術・技法を有する方を知事が鳥取県伝統工芸士として認定する。(今回の認定者を含め、計49名(物故者を含めると延べ92名)を認定)

2 鳥取の伝統工芸士展 〜ふるさとの手仕事と暮らし〜
(1)会期 令和7年3月19日(水)〜24日(月)午前10時〜午後7時(最終日は午後5時まで)
(2)場所 丸由百貨店5階 トットリプレイス
(3)主催 鳥取県伝統工芸士会
(4)出展 鳥取県伝統工芸士など
  ※小林遼司氏が出展されます。橋谷田岩男氏、芦澤保憲氏、小林遼司氏の作品が展示されます。

  
3 鳥取県伝統工芸品半世紀展 〜ようこそ、ようこそ50年、これからも〜
(1)日時 令和7年4月18日(金)〜5月10日(土) ※4月21日(月)は休館
(2)場所 鳥取県立美術館1階 県民ギャラリー
(3)主催 鳥取県・鳥取県伝統工芸士会(会長:中森清(上神焼当主))
(4)内容 県内伝統工芸品(30品目・40者・200作以上)を一堂に集め、歴史・由来、伝統工芸士の紹介等も含め、その魅力を県内外に発信する。

    ※橋谷田岩男氏、芦澤保憲氏、小林遼司氏の作品も展示されます。

参考資料

チラシ



最後に本ページの担当課
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