県政一般・報道提供資料

米子保健所管内で発生したカンピロバクターによる食中毒について

2024年06月11日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:生活安全課食品担当 
電話番号:0859-31-9321  FAX番号:0859-31-9647

内容

米子保健所管内の飲食店について、食品衛生法に基づき6月11日(火)から6月13日(木)の3日間の営業停止の処分を行いました。

経緯

6月10日(月)午後3時頃、有症者のうちの1人から西部総合事務所(米子保健所)に「一緒に焼肉等を食べた4人全員が体調不良を起こしている」との連絡があり、調査を実施しました。

調査の概要

4人は米子市内の飲食店で6月2日(日)に会食しており、4人の共通の食事はこの飲食店における食事のみでした。
患者4人の便からカンピロバクター菌が検出されたことから、この飲食店を原因とする食中毒と判断し、本日「焼肉一八」に対して食品衛生法に基づき6月11日(火)から6月13日(木)の3日間の営業停止の処分を行いました。
(1)患者:4名(いずれも米子市内の20代男性)
(2)原因施設
屋号:焼肉一八
業種:飲食店営業
所在地:鳥取県米子市朝日町58
営業者:有限会社クリーンサービス山陰 代表取締役社長 湖山 彰夫
(3)病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ
(4)原因食品:当該施設で6月2日に提供された食事(牛心臓の刺身を含む)
(5)症状:発熱、腹痛、下痢等(重症者なし)
(6)喫食日時:6月2日(日)午後7時頃
(7)発症日時:6月5日(水)午後6時頃から6月6日(木)午後6時ごろ

参考情報

カンピロバクターとは
牛、豚、鶏、その他ペットなどの動物の腸管に分布しています。少量の菌の摂取でも下痢、腹痛、発熱、頭痛などを発症することがあります。発症までの期間は一般的に食事後2日から3日です。
カンピロバクターによる食中毒を防止するため、生肉を取扱った後は、手指・調理器具を十分に洗浄消毒してください。生肉用のトングや取り箸と、食事用の箸は別に準備しましょう。食肉の生食は避け、中心部まで十分に加熱(75℃ 1分間以上)してください。


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