青谷高校でのウニ授業プログラムにて、ムラサキウニを用いた調理実習を行います!
2022年08月30日提供 資料提供
提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課
担当/係名:漁業調整担当
電話番号:0857-26-7339
FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 漁業調整課 (0857-26-7339)
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう海の魅力や問題を伝えることを目的として、青谷高校の地域の課題研究「青谷学」で「鳥取県の漁業」の学習に取り組む高校3年生6名を対象とした「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムに取組んできました。
このたび、ウニ授業プログラムを継続的に行っていくため、同校2年生を対象とした調理実習を下記のとおり行います。
なお、この取組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
記
1 日時
8月31日(水)午後2時10分〜3時50分
2 場所
鳥取県立青谷高等学校 調理実習室(鳥取市青谷町青谷2912)
3 対象
鳥取県立青谷高等学校 2年生13名
(同校で実施している地域の課題研究「青谷学1」にて「鳥取県の農業・漁業」について学習している生徒)
4 内容
(1)ウニについての学習(講師:当プロジェクト事務局長 古田晋平)
(2)ムラサキウニを用いた調理実習(『ウニ味噌焼きおにぎり』を予定)
5 その他
・同高校玄関の事務室にて受付をし、会場までお越しください(受付開始時間:午後1時50分)
・当日の連絡先 鳥取県漁業調整課 公用携帯090-4895-6597
参考 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画
1 ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
(1)9月10日(土) プロジェクトのキックオフイベント
賀露港において、豊かな海の再生に向けたメッセージ発信、ヒラメの放流、ウニの観察・試食、漁業者や専門家等のトークセッション等を行う。
(2)青谷高校
5月24日:【3年生】ウニ学習プログラム開始(磯焼けやウニの生態について学習)
6月28日:【3年生】補足学習
8月8日 :【3年生】ウニ大量発生現場探検
8月31日:【2年生】ムラサキウニを用いた調理実習
2学期 :【1年生、3年生】漁港での学習イベント
【3年生】ウニの飼育(8月30日にウニ飼育水槽の組み立てを実施)
(3)泊小学校
7月7日:ウニ学習プログラム開始
2学期:漁港での学習イベント、ウニの飼育等
2 ウニ新メニュー開発
(1)5月以降料理人による検討会開催
6月28日の検討会では、様々なジャンルの6人の料理人によるムラサキウニメニュー試作品の試食検討会を開催。
(2)9月10日のプロジェクトキックオフイベントにおいて、ウニ料理の試作品を試食提供。
(3)秋には完成したメニューを県内協力店でフェアとして展開予定。学校給食での提供も検討中。
団体概要
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
(一般社団法人海と食文化フォーラム)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画