県政一般・報道提供資料

高齢者施設における感染性胃腸炎疑いの集団発生について(第2報)

2023年02月22日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症担当 
電話番号:0859-31-9317  FAX番号:0859-34-1392

内容

2月21日(火)、資料提供(第1報)した米子市内の高齢者施設における感染性胃腸炎疑いの集団発生について、有症状者の一部からノロウイルスが検出されました。

患者発生状況(2月22日(水)午後5時現在)

区  分
在籍数
累計患者数
現有症状者
利用者
116名
10名
2名
職 員
46名
4名
0名
   
名:社会福祉法人真誠会 養護老人ホーム 皆生エスポワール(米子市新開1-5-15
   代表者名:施設長 瀬野尾 剛(せのお つよし)
   主な症状:嘔吐・下痢 ※重症者なし
   初発日:2月15日(水)
  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者
        が発生した場合をいう。

   ※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)利用者及び職員の健康調査の継続


<感染性胃腸炎(5類感染症)>
○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。
○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。
○鳥取県感染症流行情報第7週(213日〜219日)によると、感染性胃腸炎は西部地区で患者報告数が増加し、全域で流行しています。


<各施設における予防対策>
○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。
○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。
○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋を使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。
○手すり、ドアノブ、汚染衣服等の消毒を行うこと。
○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。


最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
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