鳥取砂丘キャンプ場（仮称）運営事業に係る優先交渉権者の決定

鳥取県及び鳥取市が鳥取砂丘西側エリアに所有する3施設を一体的に活用して行うキャンプやグランピングを中心とした民間サービスを提供する事業について、公募型プロポーザルにより事業者を募集し、審査の結果、下記のとおり優先交渉権者を決定しました。

県内・県外の事業者計2社で構成されるグループ「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」
＜代表事業者＞　ヤマタホールディングス株式会社（鳥取市千代水）
＜協力事業者＞　株式会社ブッキングリゾート（大阪府大阪市北区）
＜提案のコンセプト＞
こどもの国キャンプ場、柳茶屋キャンプ場、サイクリングターミナルの3施設を一体的に活用しながら、鳥取観光のハブとしての機能を果たし、鳥取へのインバウンドを含む賑わい作りに貢献すると共に、施設全体として経営的に安定した運営を目指す。

・鳥取砂丘グランピング GLAMP DOME「砂優」〜sayu〜（自然と触れる）森の中で優雅に自然を体験
・鳥取砂丘フリーサイトキャンプ CAMP VILLAGE「砂育」〜saiku〜（自然と育む）自然との共生を体験
・鳥取砂丘ゲストハウス（兼 管理棟）GUEST HOUSE「砂縁」〜saen〜（縁と出会う）鳥取のフロント
※詳細は「提案概要書」参照

・砂丘西側の拠点として、砂丘観光のバージョンアップを図れる可能性はあると感じた。
・良くねられた計画。事業を行う上で行政との連携は欠かせない。
・協力企業の集客における運営ノウハウと実績に期待できる。
・投資の規模が過大なものとなっていない。収支計画も比較的堅く見積もってあると感じる。

（1）プレゼンテーション審査会開催日　令和5年4月25日（火）
（2）審査委員　9名

※就任時：令和4年11月28日時点　順不同

	氏名	所属	役職等	備考※
1	林　浩志	鳥取商工会議所（中小企業診断士）	事務局長	財務審査委員
2	柳　年哉	公立鳥取環境大学（公認会計士）	教授	財務審査委員
3	白水　照之	株式会社日本政策投資銀行松江事務所	所長	財務審査委員
4	松本　美惠子	ゆうわ総合法律事務所	弁護士
5	松原　雄平	鳥取砂丘未来会議	会長	委員長
6	下澤　武志	鳥取大砂丘観光協会	副会長
7	富山　順子	公益社団法人鳥取県観光連盟	主任
8	中西　朱実	鳥取県子育て・人財局	局長
9	大野　正美	鳥取市経済観光部	部長

（3）審査結果　得点は委員9名が100点満点で採点し、その合計得点（900点満点）

順位	得点	備考
1	665	最優秀提案者

※満点の6割以上

令和5年7月中旬：基本協定及び貸付契約の締結 令和5年8月1日：施設等の引渡し　
令和6年4月：施設開業