EBPMに基づく橋梁メンテナンス技術の実装に向けたキックオフ会議
2024年01月26日提供 資料提供
提供課等:県土整備部技術企画課
担当/係名:企画・県土強靱化担当
電話番号:0857-26-7808
FAX番号:0857-26-8189
昨年の台風7号や能登半島地震等、自然災害が激甚かつ頻発化する中で、道路や河川などの土木インフラが、社会経済システムを機能させるために不可欠な役割を担っていることが改めて認識されています。しかしながら、これら土木インフラは高度経済成長期に集中されて整備されており、近年その老朽化が著しく、産業の担い手減少が進む中で効率的なメンテナンス手法の確立が課題となっています。
このような中、今年度から国の研究開発プロジェクトである内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)、「スマートインフラマネジメントシステムの構築(プログラムディレクター、東北大学工学部教授 久田真)」に参画し、AIによる損傷診断等の新技術や、維持管理等のデータ利活用を組み合わせた、EBPMに基づく橋梁メンテナンス技術の開発と実装を図ることとなりました。
このたび、技術開発課題の担当プロジェクトマネージャーと関係者が参加して、技術開発のテーマと社会実装の目標と工程を共有するため、次のとおりキックオフ会議を開催しますのでご案内します。
記
主 催
株式会社大崎総合研究所
共 催
鳥取県、国立大学法人鳥取大学、株式会社アイエスエス
概 要
〇令和6年1月30日(火)15時30分〜17時30分 鳥取シティホテル日本海の間
1)鳥取県の橋梁メンテナンスの現状
2)戦略的イノベーション創造プログラムによる技術実装の方向
3)出口戦略としての産官学連携の在り方
〇 1月31日(水)10時00分〜12時30分 現地視察(積雪状況により変更あり)
1)淵見大橋(若桜町渕見)
2)千代大橋(鳥取市古市)
3)鳥取イノベーション実装フィールド(鳥取市浜坂)
〇 1月31日(水)14時00分〜17時00分 鳥取大学広報センター スペースD
1)技術開発計画と進捗報告
2)プログラムマネージャーとの意見交換
・鳥取シティホテル 鳥取市戎町471番地 電話0857-27-6700(代表)
・鳥取大学広報センター 鳥取市湖山町南4丁目101 電話0857-31-5007(代表)
参加者
・プログラムマネージャー 北海道大学工学部 教授 長井宏平 教授
・技術開発責任者 東北大学工学部 楠葉貞治 教授
・共同開発者 株式会社大崎総合研究所、株式会社アイエスエス
鳥取大学工学部 黒田保 教授 他6名、鳥取県県土整備部
・研究推進法人 国立研究開発法人 土木研究所
経 緯
・平成30年7月 第1期、内閣府、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に参画し、江島大橋において、開発したロボット技術を用いて橋梁点検を実証実験。
・令和2年10月 国の技術開発プロジェクト(官民研究開発投資拡大プログラム:PRISM)に参画し、橋梁点検におけるロボットの効率的運用を実証。
・令和3年9月 同PRISMに参画し、橋梁点検診断におけるデータ利活用による効率化を研究。
・令和3年4月 DXによるインフラメンテナンスの効率化について、鳥取大学と共同開発(委託研究)を開始。
問い合わせ先
鳥取県県土整備部技術企画課
企画・県土強靱化担当 梅林
ファクシミリ:0857-26-8189
メール:umebayashiy@pref.tottori.lg.jp