「遺伝性がん当事者からの手紙」写真パネル展
2023年07月03日提供 資料提供
提供課等:病院局中央病院
担当/係名:医療情報管理室
電話番号:0857-26-2271
FAX番号:0857-29-3227
遺伝性がんの患者さんの「家族に伝えたい思い」や「医療や周囲への感謝の気持ち」が仲間へのエールとともに社会からの理解を深めることを目指して、下記のとおり写真パネル展を開催します。併せて、当院のゲノム・薬物療法等に関するがん診療内容の紹介も1枚のパネルで紹介します。
記
開催時期
7月19日から8月4日まで
開催場所
患者支援センターと小児外来前の廊下(鳥取県立中央病院2階)
概要
現在、日本人の2人に1人ががんになると言われています。その中で、生まれ持った「遺伝子の特徴」ががんの発症と強く関わっているものを遺伝性のがんといいます。つまり、特定の遺伝子に生まれつきの特徴を持っていることによって明らかにがんに罹患しやすい体質のことを総称します。この内、BRCA1遺伝子あるいはBRCA2遺伝子に変化を持っていることをここでは遺伝性乳がん卵巣がんHBOC(Hereditary Breast and Ovarian Cancer)と総称します。HBOCの患者さんは、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、すい臓がん等を発症するリスクが高いことが知られています。逆に、これらのがんにり患した患者さんが、がん遺伝子パネル検査によってHBOCと診断された場合、血縁の方に同じがんを発症するリスクがあるということになります。今回、代表ご自身がHBOC患者でもある特定非営利活動法人クラヴィスアルクスからのご紹介により、「遺伝性がん当事者からの手紙」写真パネル展を当院において開催する運びとなりました。