県政一般・報道提供資料

米子保健所管内で発生したカンピロバクターによる食中毒について

2025年04月25日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:生活安全課食品担当 
電話番号:0859-31-9321  FAX番号:0859-31-9647

内容

1 経 緯
4月23日(水)午後4時頃、米子市内の医療機関から西部総合事務所(米子保健所)に「発熱、下痢を呈した女児7才を診察し検便検査をしたところカンピロバクターが陽性になった。4月12日(土)に2家族で飲食店を利用し、焼鳥を喫食したが、もう一つの家族にも複数名有症者がいる。」との連絡があり、調査を実施しました。
    2 調査の概要
    調査した結果、4月12日に当該飲食店において7グループ22名が喫食し、そのうち、5グループ9名に症状があったことが判明しました。
    患者らに共通した行動歴がなく、共通した食事がこの飲食店で提供された食品のみであり、6名に実施した患者の検便検査により4名からカンピロバクターが検出されていることから、この施設が4月12日に提供した食事を原因とするカンピロバクターによる食中毒と判断しました。
    よって本日、下記飲食店の営業者に対して食品衛生法に基づき4月25日から28日までの4日間の営業停止の処分を行いました。
    なお、当該飲食店は4月24日に営業自粛の対応をしています。

    1 原因施設

    屋 号:炭火割烹 大山(すみびかっぽう おおやま)
    業 種:飲食店営業
    所在地:鳥取県米子市両三柳2300-1
    営業者:合同会社KNT 代表社員 大山 佑史

    2 病因物質

    カンピロバクター

    3 原因食品

    4月12日に提供された食事

    4 症状

    発熱、腹痛、下痢等(重症者なし)

    5 患者

    9名(5グループ)

    食中毒予防のポイント(県民への呼びかけ)

    ○カンピロバクターとは
    牛、豚、鶏、その他ペットなどの動物の腸管に分布しています。少量の菌の摂取でも下痢、腹痛、発熱、頭痛などを発症することがあります。発症までの期間は一般的に食事後2日から3日です。
     カンピロバクターによる食中毒を防止するため、生肉を取扱った後は、手指・調理器具を十分に洗浄消毒してください。生肉用のトングや取り箸と、食事用の箸は別に準備しましょう。食肉の生食は避け、中心部まで十分に加熱(75℃1分間以上)してください。


    最後に本ページの担当課
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