県政一般・報道提供資料

令和元年度鳥取県原子力防災訓練(島根原子力発電所対応)の実施

2019年11月01日提供 資料提供


提供機関

提供課等:危機管理局原子力安全対策課   担当/係名:安全対策担当 
電話番号:0857-26-7854  FAX番号:0857-26-8805

内容

今年度は原子力災害対策特別措置法に基づく国の原子力総合防災訓練が島根地域で実施されるため、島根原子力発電所の事故を想定した住民が参加する原子力防災訓練(実動)等を国及び島根県、米子市、境港市等と共同で実施します。

目的

原子力緊急時における防災関係機関相互の連携による防災対策の確立及び防災業務関係者の防災技術の習熟を図るとともに、鳥取県広域住民避難計画等の実効性をさらに向上させる。

主要訓練項目

・平成30度に修正した地域防災計画及び広域住民避難計画の検証
  ・避難退域時検査用資機材の機動的な輸送・展開にかかる検証
  ・避難行動要支援者の避難手順等の検証
  ・実動機関と連携した災害対応手順の確認
  ・住民、障がい者、外国人等に分かりやすい広報

訓練の概要

(1)日時
令和元年11月8日(金) 午後2時〜6時50分
11月9日(土) 午前8時〜午後5時30分
11月10日(日) 午前8時15分〜午後3時
       ※訓練により時間は異なる。
(2)主な訓練場所
    鳥取県庁(対策本部)、西部総合事務所(現地対策本部)、原子力環境センター(県モニタリング本部)、米子市役所(米子市対策本部)、境港市役所(境港市対策本部)、一時集結所(米子市内・境港市内)、避難退域時検査会場(名和農業者トレーニングセンター及び中山農業者トレーニングセンター)、琴浦大山警察署(実動組織現地合同調整所)、島根県庁、島根県原子力防災センター(OFC)、官邸(非常災害対策本部・原子力事故対策本部)、中国電力株式会社島根原子力発電所、その他関係機関 等

(3)事故想定
    島根原発2号機において、島根県東部を震源とした地震(松江市東部で震度6強、米子市・境港市で震度5強)による外部電源喪失後、非常用炉心冷却装置による原子炉への注水を実施する。しかし、非常用炉心冷却装置等にも設備故障等が発生し、同装置等による原子炉への全ての注水が不能となり、全面緊急事態となる。鳥取県では、災害対策本部を設置し、屋内退避とその後の一時移転(避難)を実施する。

訓練の特徴

(1)原子力災害対策特別措置法に基づく国が計画する原子力防災訓練との合同訓練
国との合同訓練により、国との情報共有及び連携した意思決定を訓練することが可能
これまでの訓練により得られた教訓の確認と新たに事項について検証 (2)島根原子力発電所では、東日本大震災後としては初めての実施(東日本大震災前には一度開催実績あり(平成12年度))
(3)原発立地地域としては全国で3番目に多い人口を抱える島根地域での実施
・PAZ(予防的防護措置を準備する区域):約1万人
・UPZ(緊急防護措置を準備する区域):約45万人(鳥取県UPZ 約7.2万人)
(4)「緊急時対応」※の策定に向けた避難計画の検証や教訓事項の抽出等
      ※内閣府が原子力発電所の所在地域ごとに設置した「地域原子力防災協議会」において、関係省庁と関係自治体が参加し、関係自治体の地域防災計画や避難計画を含むその地域の緊急時における対応を取りまとめた資料。原子力災害対策指針等に照らして具体的かつ合理的となっていることについて、全閣僚と原子力規制委員長等で構成される「原子力防災会議」において、国として了承するもの。
(5)複合災害(地震)の想定で、放射性物質の放出前と放出後に備えた訓練を2日間に分け、3日間にわたり訓練を行い、全面緊急事態における、異なる住民防護措置の違いを明確化。
・1日目[警戒事態〜施設敷地緊急事態]
PAZ(予防的防護措置を準備する区域):避難
・2目[施設敷地緊急事態〜全面緊急事態]
UPZ(緊急防護措置を準備する区域):屋内退避
    ※放射性物質放出後に空間放射線量率が一定以上に上昇した場合に実施される防護措置
・3日目[放射性物質放出後の対応]
UPZ(緊急防護措置を準備する区域):一時移転等
(6)自衛隊(ヘリによる住民の緊急避難、ヘリによる映像配信、C-2輸送機によるDMATの緊急輸送など)、警察(住民避難時の交通誘導など)、海上保安庁(ヘリによる住民の緊急避難、船舶からの映像配信など)、消防(負傷者の搬送など)、JR(避難住民の輸送)など実動組織との連携
(7)安倍内閣総理大臣の出席など首相官邸とのテレビ会議の実施
  【安倍総理の出席する会議及び時間(予定)】
   11月9日(土)、県庁災害対策本部室
午前11時〜11時5分 緊急事態宣言(安倍総理から発表)
午前11時5分〜11時25分 原子力災害対策本部・非常災害対策本部合同会議(テレビ会議)

今年度新たに取り組むもの

(1)災害派遣医療チーム(DMAT)と陸上自衛隊の連携による野外手術システムを活用したSCU(航空搬送拠点臨時医療施設)の展開・運営、航空機搬送〔11月9日、18-1、消防学校〕

(2)民間トラックと自衛隊の連携による屋内退避を実施している福祉施設への物資輸送〔11月9日、22、介護老人保健施設ゆうとぴあ、陸上自衛隊米子駐屯地〕
(3)災害対策基本法に基づく放置車両の移動と自衛隊の機材(機動支援橋)を活用した避難経路を確保する手順の確認〔11月9日、19、米子港〕
(4)境港市役所の行政機能を県庁講堂へ移転する手順の確認〔11月9日、5、県庁講堂〕
(5)避難退域時検査会場において基準値以上の放射性物質付着が確認され、医療機関への搬送が必要である場合の手順の確認〔11月10日、18-4、名和農業者トレーニングセンター、県立中央病院〕
(6)シナリオと連動したOIL2判断による一時移転(避難)の実施〔11月10日、9、米子・境港市〕
(7)在宅避難行動要支援者のストレッチャー車両による避難の実施〔11月10日、11、米子市〕
(8)原子力防災アプリによる住民への情報提供〔11月8〜10日、7、県庁、米子・境港市、大山町〕

訓練項目

※雨天等の場合は変更になることがあります。
(1)対策本部等の初動対応訓練等(図上)
ア 日時 11月8日(金)、9日(土)及び10日(日)
    イ 場所 鳥取県庁(災害対策本部室)、西部総合事務所(災害対策本部室)、原子力環境センター、米子市役所、境港市役所、島根県原子力防災センター(島根オフサイトセンター) 等
ウ 主な訓練項目 本部等運営訓練、オフサイトセンター訓練、緊急時モニタリング訓練 等

(2)緊急時モニタリング訓練(図上、実動)
ア 日時 11月8日(金)及び9日(土)

    イ 場所 原子力環境センター、西部総合事務所、県庁 等
    ウ 主な訓練項目 EMC(緊急時モニタリング)訓練、可搬型モニタリングポストの設置、走行サーベイ、試料採取 等

(3)原子力災害医療活動訓練(実動)
ア 日時 11月9日(土)及び10日(日) ※鳥取県内のみの訓練です
    イ 場所 鳥取県消防学校、航空自衛隊美保基地、鳥取砂丘コナン空港、済生会境港総合病院、鳥取県立中央病院、鳥取大学医学部附属病院
    ウ 主な訓練項目 航空搬送拠点臨時医療施設運営及び航空機搬送訓練、被ばくの恐れのある傷病者の処置手順の確認訓練 等

(4)住民避難訓練等(実動)
ア 日時 11月10日(日)午前8時15分〜午後1時30分
    イ 場所 名和農業者トレーニングセンター(大山町)、米子市内、境港市内、鳥取市内 等
    ウ 主な訓練項目 住民避難訓練(住民への情報伝達、多様な避難手段(バス、JR、ヘリ等)による避難、避難退域時検査、安定ヨウ素剤の配布等)、避難行動要支援者避難訓練、広域避難所開設訓練 等

主催(国及び2県6市共同訓練)

国、鳥取県、米子市、境港市、島根県、松江市、出雲市、安来市、雲南市

参加予定機関等

約37機関  約1,600名(うち住民約400名) バス9台  航空機1機  ヘリコプター3機

訓練の中止等

災害の発生又は発生のおそれがある場合は、状況により訓練を中止することがあります。
  (各日午前6時に判断し、中止の場合は県政記者クラブ各社にもFAXにて連絡します。)
  また、当日の天候等により、訓練内容を変更する場合があります。
時間については、訓練進行状況により変更になることがあります。

緊急速報(エリア)メールの配信

11月9日(土)及び10日(日)に実施する住民避難訓練にあわせて、米子市及び境港市から緊急速報(エリア)メールを配信します。なお、島根県側の4市においても同日程で実施されます。
  なお、鳥取県原子力防災訓練での緊急速報(エリア)メールの配信は今年度で4回目となります。

(1)緊急速報(エリア)メールの概要
   緊急速報(エリア)メールは、災害・避難情報、津波警報などの緊急性の高い情報を対象地域の携帯電話利用者に一斉送信するものです。
   配信を行った場合、その配信地域内にある携帯電話やスマートフォンに緊急速報(エリア)メールが受信されます。
  ※マナーモードにしていても着信音が鳴ります。
  ※ただし携帯電話の機種や設定によっては、受信しない場合があります。

(2)配信日時
  11月9(土)午前11時5分頃、11月10日(日)午前8時30分頃

(3)配信地域
  米子市、境港市
   ※米子市・境港市に隣接しているエリアの一部でも配信される可能性があります。

    ※同時刻に松江市、出雲市、安来市、雲南市でも配信されます。

(4)配信文(案)
  ア 11月9日(土)午前11時5分ごろ配信
   (ア)米子市
    件名:【訓練(Drill)】屋内退避指示
    本文:【これは訓練メールです。】This is a drill.
      こちらは○○市です。島根原発の事故(訓練)が全面緊急事態になりました。
            原発から30キロ圏内の地区の皆さんは、自宅などの屋内に退避して、不要不急の外出を控えてください。
            また今後の情報に注意し、避難に備えて非常時持出品を準備してください。
【これは訓練メールです。配信を終了します。】
   (イ)境港市
    件名:【訓練(Drill)】屋内退避指示
    本文:【これは訓練メールです。】This is a drill.
      こちらは○○市です。島根原発の事故(訓練)が全面緊急事態になりました。
            住民の皆さんは、自宅などの屋内に退避して、不要不急の外出を控えてください。
            また今後の情報に注意し、避難に備えて非常時持出品を準備してください。
【これは訓練メールです。配信を終了します。】

  イ 11月10日(日)午前8時30分ごろ配信
   (ア)米子市及び境港市共通

    件名:【訓練(Drill)】避難指示
    本文:【これは訓練メールです。】This is a drill.
            こちらは○○市です。島根原発の事故(訓練)に関し、基準値以上の放射線量が確認されたため、△△、〇〇地区に対して避難するよう指示しました。
      バスで避難される住民(訓練参加者)は、指定の場所に集合してください。
【これは訓練メールです。配信を終了します。】

取材に当たってご留意いだきたい事項

11月9日(土)及び10日(日)に実施する訓練のうち、次の場所で取材を希望される場合には、事前手続き等が必要となりますので、ご承知おきください。

(1)11月9日(土)実施分
  ア 鳥取砂丘コナン空港での取材
    鳥取砂丘コナン空港での取材については、訓練当日に鳥取空港ビル(株)総務部で手続きしてください。
    なお、制限区域(航空機の離発着場所)は保安のため立ち入りできません。
イ 航空自衛隊美保基地での取材

      航空自衛隊美保基地内を取材される場合は別紙1美保基地取材申請書に必要事項を記載の上、11月5日(火)午前中までに当課まで提出(必着)をお願いします。
      なお、取材希望の方は、美保基地内の誘導等の関係から当日午前11時30分に美保基地正門横の駐車場にお越しください。
      また、自衛官へのインタビュー等の取材は任務中であることからお断りします。
(2)11月10日(日)実施分
  ア 鳥取砂丘コナン空港での取材
      鳥取砂丘コナン空港での取材については、訓練当日に鳥取空港ビル(株)総務部で手続きしてください。
    なお、制限区域(航空機の離発着場所)は保安のため立ち入りできません。
イ 陸上自衛隊米子駐屯地での取材
      米子駐屯地内を取材される場合は、当課で取りまとめの上、自衛隊に対し手続きを行いますので、別紙2登録票に必要事項を記載の上、116日(水)午前中までに当課まで提出(必着)をお願いします。
また、自衛官へのインタビュー等の取材は任務中であることからお断りします。
  ウ 第8管区海上保安本部美保航空基地(航空自衛隊美保基地より入門)での取材
      第8管区海上保安本部美保航空基地内を取材される場合は、当課で取りまとめの上、海上保安庁に対し手続きを行いますので、別紙3登録票に必要事項を記載の上、115日(火)午前中までに当課まで提出(必着)をお願いします。
      なお、取材希望の方は、基地内の誘導等の関係から当日午前9時20分に美保基地正門横の駐車場にお越しください。
また、航空基地職員へのインタビュー等の取材は任務中であることからお断りします。
エ JRでの取材
      同行取材を希望される場合は、別紙2登録票に必要事項を記載の上、11月6日(水)午前中までに当課まで提出(必着)をお願いします。
      なお、訓練参加者は、上道駅、三本松口駅で乗車し、米子駅で降車します。
【連絡先:鳥取県 原子力安全対策課 電話0857-26-7973、FAX0857-26-8805】

(3)その他
ア 緊急時モニタリング訓練の取材(11月9日)
     屋外でのモニタリング訓練(試料採取、走行サーベイ等)は午前中に実施予定です。
   イ 介護老人保健施設ゆうとぴあでの取材(11月9日)
     入所者の方が特定されないよう充分に配慮していただくようお願いします。
   ウ 鳥取東高等学校での取材(11月10日)
     部活動の生徒や教職員の撮影、インタビュー等を行わないようお願いします。

参考

(1)2県6市による島根原子力発電所対応の原子力防災訓練は、平成23年度から実施し、今回で9回目となります。(実動の住民避難を伴う訓練は昨年度に続き8回目の実施)

      鳥取県として国の原子力総合防災訓練との合同訓練は今回が初めてとなります。(島根地域としては2回目。1回目は平成12年度)
(2)原子力総合防災訓練とは、原子力災害発生時の対応体制を検証することを目的として、原子力災害対策特別措置法第13条第1項に基づき、原子力緊急事態を想定して、国、地方公共団体、原子力事業者等が合同で実施する訓練のことをいいます。
(3)11月10日(日)に行う避難訓練への住民参加者数については、同日午後5時に資料提供を行います。
(4)米子市・境港市の連絡先
   米子市 総務部防災安全課 0859-23-5337  境港市 総務部自治防災課 0859-47-1071

参考資料

取材者登録票等

鳥取県原子力防災訓練実施要領



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