感染症発生動向調査の伝染性紅斑の集計速報値(令和7年第15週:4月7日〜4月13日)で、下記のとおり東部地区の患者報告数が警報開始基準値である1定点当たり2人を超えたことから、本日、県内全域に伝染性紅斑警報を発令しました。
今後も大きな流行が継続するおそれがありますので、県民の皆さまにおかれましては手洗い等の感染予防の励行をお願いします。
1) 警報について
以下の基準に基づき、警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
 | 基準値 | 要件 |
| 発令 | 定点あたりの患者数
2人 | 警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%を超えた場合 |
| 解除 | 定点当たりの患者数
1人 | 警報終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%未満となった場合 |
≪今回の例≫
・東部地区で警報発令の基準値2人を超えたことから、警報発令基準を満たす。 ⇒ 警報を発令する。
・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和7年3月1日現在)
地区 | 人口 | 人口割合 |
| 東部地区 | 214,315人 | 40.5% |
| 中部地区 | 93,173人 | 17.6% |
| 西部地区 | 221,084人 | 41.8% |
| 合計 | 528,572人 | 100% |
2) 過去の警報発令日・解除日 発令日:令和6年12月11日、解除日:令和7年2月12日
3) 県内の定点医療機関:19の小児科の医療機関(東部8、中部4、西部7)
4) 定点あたり患者数とは、1週間に伝染性紅斑で定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数