AI等の新たなデジタル技術等を学ぶ本県独自の認定プログラムを修了した県内工業高校生23名を、「鳥取県スーパー工業士」(第3期生)として認定しました。これに伴い、認定者への認定証授与式を下記のとおり開催します。
(1)目的:AIをはじめとするデジタル技術等のプログラムを受講し、一定の成績を修めた県内工業高校の生徒を、生産現場の高度化など新しいものづくりを実践できる次世代人材「スーパー工業士」として県が認定する制度として令和4年度に設立。
生徒の就職、進学等のキャリアを支援するとともに、県内ものづくりを担う人材の育成、確保を目指す。
(2)対象者:県内の工業学科を有する専門高校の生徒(2年次から3年次にかけて受講し、3年次の夏に認定)
(3)認定基準:(ア)認定プログラムを修了すること (イ)受講する生徒の成績が優秀であること
(4)認定プログラム
実施時期 | プログラム名 | 内容 |
2年生下期
(R6.10〜R7.3) | システムデザイン研修
(オンラインライブ講義) | AIの基礎のほか、システムの基本的な構成要素、システム設計を行うための視点・考え方などを学び、AIツールを活用した画像判別システムを試作した。 |
2年生下期
(R6.10〜R7.7) | データタサイエンス研修
(オンライン動画学習) | Udemy Businessを活用したオンライン動画にて「社会におけるデータ・AI利活用」「データリテラシー」「データ・AI利活用における留意事項」等を学習した。 |
3年生上期
(R7.7〜8) | AI・ロボット演習
(鳥取大学集合演習) | システムデザイン、データサイエンスの学びを活かし、移動ロボットに、障害物をAIで画像判別する衝突回避アルゴリズムを構築した。 |