(1)背景
ニホンジカやイノシシなどの有害鳥獣による農林業被害や生態系被害が高まる中、平成28年度に開校しました(今年度は7期目)。狩猟者の減少、高齢化を防ぐため、平成28年度、平成29年度は49歳以下を対象に募集を行っていましたが、50代、60代の方々からも受講希望の声を多くいただいたため、平成30年度から募集要件の年 齢制限を撤廃しました。
(2)受講生の声(令和3年度)
・狩猟に興味があってもなかなか知識を得る機会がなかったが、スクールで学ぶことができ、地域の方々等コミュニケーションを取りながら、狩猟の経験を重ねていく、入口に立たせてもらった。
・全く知らなかった内容ばかりで、ネットで調べる情報よりもさらに深く学ぶことができた。
(3)卒業生の活躍
・農林業従事者の卒業生は、民間の獣肉加工施設を開設されました(H30年4月)。
・地域起こし協力隊員だった卒業生は、他の卒業生2名と若手狩猟者団体を設立。狩猟・解体の勉強会や各種イベントを展開中です。