【篠原ユキオ氏プロフィール】
1948年生まれ。京都教育大学在学中に産経新聞にて1コマ漫画家としてデビュー。以後、読売、朝日、日経などの新聞を中心に時事マンガ、ユーモアイラスト、漫画エッセーなどを連載。近年は大きなキャンバスにアクリル絵の具で描く『HITOKOMART』と称する作品を制作発表。東京、大阪、京都の他、ニューヨークやイタリア・コモでも作品展を開催している。京都精華大学名誉教授。FECO JAPAN会長。
【世界の平和を呼びかける展覧会】
FECO JAPAN の呼びかけで、世界各国の漫画家がそれぞれ想いを込めて描いたヒトコマ漫画を巡回展示しています。2022年4月に京都国際マンガミュージアムにて開催。6月に大阪開催、鳥取県での開催は全国で3か所目となります。
世界各国で起こる紛争や飢餓。苦しい生活を強いられている国々や地域がたくさんあることに目をつぶることなく、平和な社会を求める想いをつないでいく展覧会です。
【FECO JAPAN(フェコ・ジャパン)とは】
FECO(The Federation of Cartoonists Organizations)は、1984年、ベルギーを中心としてヨーロッパでマンガ家相互の交流のために誕生した世界で唯一の漫画家による国際交流団体。現在では世界中の30の国と地域が参加するまでに広がっています。
1987年、フランス在住だった 山井教雄氏が日本人として初めてFECOに推薦加入、帰国後「FECO ニッポン」を結成しました。1994年に、当時の会員の方向性を尊重する形で発展解消の後、1997年にはあらためて山井氏を会長とする「FECO JAPAN」を結成、海外作家との交流を中心に国内外で活動を続けてきました。その間、会長職は横田吉昭氏が、2014年からは篠原ユキオ氏がそれを引き継いで現在に至ります。