鳥取砂丘月面&建設技術実証フィールド オープニングセレモニーを開催
2023年06月28日提供 資料提供
提供課等:商工労働部産業未来創造課
担当/係名:産業支援担当
電話番号:0857-26-7244
FAX番号:0857-26-8117
その他関係所属 : 技術企画課 (0857-26-7808)
本県が鳥取大学と連携し、宇宙産業創出に向けて取り組む「鳥取砂丘月面化プロジェクト」及び建設業など県内産業の先端技術導入や人材育成に活用していくために整備した実証フィールドの完成を記念して、オープニングセレモニーを開催します。
開催日時
令和5年7月7日(金) 午後2時〜3時
場所
鳥取大学乾燥地研究センター内(鳥取市浜坂1390)
鳥取砂丘月面実証フィールド及び建設技術実証フィールド
※テント設置により、雨天の場合も実施予定(台風等荒天の場合は中止)
セレモニー内容(予定)
(1)鳥取大学と鳥取県との鳥取イノベーション実装事業に関する基本協定締結式 ※テント内で実施
〔参加者〕
平井伸治 鳥取県知事
中島廣光(なかじま ひろみつ)鳥取大学学長
〔内容〕 概要説明、協定書締結、あいさつ(知事、学長)、記念撮影
〔協定内容〕新産業創出や産業の高付加価値化に向けて、フィールドを拠点とした研究開発、人材育成等の
協力
(2)フィールドのテープカット(6名) ※テントから屋外に移動して実施
〔参加者〕
平井伸治 鳥取県知事
中島廣光(なかじま ひろみつ)鳥取大学学長
益山明子(ますやま あきこ)MASUYAMA-MFG(株)代表取締役社長
石山 誠(いしやま まこと)(株)ブリヂストン モータースポーツ開発統括部門長兼次世代技術開発統括部門長
井木敏晴(いぎ としはる) (一社)鳥取県建設業協会 会長
澤 克生(さわ かつお) (一社)鳥取県測量設計業協会 会長
※テープカット後、囲み取材を想定(知事、学長)
セレモニー終了後について
セレモニー終了後は、それぞれのフィールドを活用した以下のデモンストレーションを実施予定(午後3時頃〜4時頃まで順次実施。雨天は一部中止)
(1)月面実証フィールド
・(株)ブリヂストン/月面探査車向けタイヤの開発車走行
・東北大学の惑星ローバー学生団体ARES(アレス)/開発中のローバー走行
(2)建設技術実証フィールド
・ドローン型橋梁点検ロボットの座標通信による自律飛行
・3次元電子製図による掘削タスクの入力と半自動制御による建設機械の実演 等
取材について
・事前の申し込みは不要です。
・鳥取大学乾燥地研究センターの来客用駐車場を御利用ください(別添参照。当日スタッフが誘導します)。
【参考】鳥取砂丘月面実証フィールド及び建設技術実証フィールドの概要
(1)整備場所:鳥取大学乾燥地研究センターの敷地内(国立公園外)
(2)フィールドの構成等(全体面積約1ha)
【月面実証フィールド:約0.5ha】
国内外で宇宙産業が大きく成長することが見込まれる中、本県産業の成長軸の一つとして「鳥取県に宇宙産業を創出する」取組を進めている。鳥取砂丘が月面開発に取り組む国内外の企業・研究者が集まり、交流する拠点になることを目指す鳥取砂丘月面化プロジェクトの一環として、実証フィールドを整備するもの。
〔特徴〕
・月面に類似する鳥取砂丘の砂(現地の砂)を利用。
・潜在ユーザーの声をもとに設計し、月面環境を想定した実証実験を行うための平面ゾーン、斜面ゾーン(5度〜20度程度)、自由設計ゾーン(利用者自身がそのニーズに応じて自由に掘削・造成可能)から構成。
・アルテミス計画など月面探査に参画する国内外の企業・研究機関における実証実験の拠点化を目指す。
【建設技術実証フィールド:約0.5ha】
本県の基幹産業である建設産業について、先進技術の導入による生産体制の革新とそれを担う人材育成、生産性の向上を目指す企業支援を行うために新技術実証フィールドを整備するもの。
〔特徴〕
・3次元測量設計およびICT工事ゾーン:広大なスペースと、形状を変えて繰り返し使える砂の特性を活用して、少人数で生産性を向上できる建設技術を実証しながら県内企業に普及していく。
・IoT開発ゾーン:開発が進む先進の建設技術の検証と普及を行い、県内外の関係者が交流する技術の拠点化を図る。
・また、建設産業で培った3次元計測や機械制御の技術を、観光や農業などの他産業にも活用し、宇宙産業とともに、地域の付加価値と魅力を周知し、次代の担い手を確保・育成する場としていく。
駐車場位置図(報道機関向け)