新型コロナウイルス感染症陽性者に係るHER-SYS(ハーシス)ID及び名前の漏えいと対応等について
2022年07月08日提供 資料提供
提供課等:新型コロナウイルス感染症対策本部事務局新型コロナウイルス感染症対策推進課
電話番号:0857-26-7770
FAX番号:0857-26-8143
新型コロナウイルス感染症陽性者に対して、(※)HER-SYS(以下「ハーシス」という。)を利用した健康観察を依頼する通知をメール送信する際、誤って第三者の電話番号に送信したことが判明しました。(※)新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム
このことを受けて、該当者に概要を説明し謝罪しました。また、メール送信先の相手方にも連絡が取れ次第、誤送信に対する謝罪及びメール削除を依頼する予定です。
その他、担当職員に対して個人情報の適切な管理について注意喚起を行い、再発防止策を徹底する措置を行いました。
事案の概要
新型コロナウイルス感染症の陽性者1名に対してハーシスを利用した健康観察をおこなっていただくためのメール送信を行う際、誤った電話番号に送信していた。
事実判明日時
令和4年7月8日(金)午後1時頃
経緯
7月8日(金)午後1時頃、当該陽性者からハーシスの機能を活用した療養証明の発行に関して問い合わせがあり、県から健康観察の通知メールが届いていないことが発覚し、送信先電話番号に誤りがあったことが判明したもの。
なお、当該陽性者には6月28日(療養先調整中の段階)に電話連絡し、健康観察の通知メールを送信していたが、6月29日から宿泊療養施設に入所し、施設内で別途健康観察を受けていたため、ハーシスによる健康観察は行っていなかった。
誤送信した情報及び件数
陽性者のハーシスID及び名前(※氏名ではなく下の名前のみ)1名分
※なおハーシスIDのみではハーシスにログインすることは出来ず(同時に陽性者の生年月日の入力が必要)、ハーシスIDの流出をもって直ちに個人情報の漏洩につながるものではない。
原因
相手方にメール送信する際は、事前に本人に架電し、メール送信する電話番号を口頭確認した上で送信することとしているが、本事案ではハーシスに登録された電話番号ではなく、別資料(聞取り票)の電話番号を見て相手方に確認をおこなった可能性があり、ハーシスに登録された電話番号の誤りに気付くことができなかった。
メール誤送信に係る対応状況
・7月8日(金)午後1時30分頃、陽性者へ経緯を説明して謝罪し、今後の再発防止に努めることをお伝えし、了解を得た。
・誤送信先の電話番号の相手方にはまだ連絡がついていないが、今後あらためて連絡を取り、誤送信に対する謝罪及びメール削除を依頼する。
・誤って送信したハーシスIDをシステム上削除し、再登録を行う(万が一の個人情報流出を防止するため)。
業務点検及び再発防止策
・ハーシスに登録された電話番号と聞取り票の電話番号を突合し、同様の事案が発生している可能性がないか点検を行う。
・業務マニュアルを見直し、送信する情報に名前を含めないこととする。
・本業務に従事する担当職員(一般動員職員)に対して本事案を周知し、業務マニュアルを徹底するとともに、改めて個人情報の適正な取り扱いを行うよう注意喚起を行う。