鳥取の若者が挑む！コンクリート材料実験で建設技術の基礎を学ぶ

　鳥取県立産業人材育成センター倉吉校では、実践的な訓練を通じて地域社会の発展に貢献できる人材育成を目指しており、
今回、訓練の一環として、当センターの訓練生に加え鳥取短期大学生活学科・住居デザイン専攻の生徒と合同でコンクリート
材料実験を実施します。
　建設現場の第一線で活躍するプロフェッショナルから、建設現場で必要となるコンクリートの試験方法について直接学ぶことが
できる貴重な機会となり、また、未来の建設・住居分野を担う若者たちが、コンクリートの基礎実験を通して相互理解を深め、将来
の連携にも繋がることを期待しています。

鳥取県立産業人材育成センター倉吉校（倉吉市福庭町二丁目1番地）3階視聴覚室

コンクリートの材料を実際に練り混ぜ、スランプ試験をはじめとする各種試験を行い、構造物の強度を確認するための供試体を作成します。
6月11日　コンクリートの配合、練り混ぜ、スランプ試験、空気量測定、供試体作成
　※スランプ試験とは、固まる前のコンクリートの流動のしやすさを確認する試験のことです。

6月12日　コンクリート供試体のレイタンス除去、キャッピング
　※レイタンスとは、コンクリート供試体の表面に浮き出ている不純物のことです。
　※キャッピングとはコンクリート供試体の表面を平らで滑らかな状態に仕上げる作業のことです。


参考　令和6年度の在職者訓練の様子（令和6年6月）

　⇒倉吉校日々の精進　https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1363497.htm#itemid1363497

・講　師　　鳥取県生コンクリート工業組合員様

・受講者　 鳥取県立産業人材育成センター倉吉校土木システム科、木造建築科訓練生15名、鳥取短期大学生活学科・住居デザイン専攻生徒　20名