野鳥監視重点区域の解除について
2021年12月30日提供 資料提供

提供課等:生活環境部緑豊かな自然課
担当/係名:自然環境保全担当
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鳥取市気高町日光地区の環境水における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出を受け、令和3年12月8日に環境省が指定した野鳥監視重点区域(発生地点から半径10km圏内)について、県では野鳥の監視を強化し、緊急調査や巡回監視などの対応をしてきましたが、当該区域内で野鳥の異常が確認されなかったため、令和3年12月29日(水)24時をもって解除されましたのでお知らせします。
※野鳥監視重点区域について、環境省は、異常が確認されなければ、環境試料(糞便、水等)の採取日の次の日を1日目として、28日目の24時に解除することとしています。
1 これまでの経緯
12月1日 | ・県が鳥取市気高町日光で環境水を採取 |
12月8日 | ・鳥取大学における検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)を検出
・環境省が採取場所から半径10km範囲を野鳥監視重点区域に指定
・県は当該区域内等の野鳥監視を強化 |
12月8日・9日 | ・県が野鳥緊急調査を実施
・野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等4箇所(日光地区の水田・河川、水尻池、河内川、湖山池)17地点を調査したが異常は確認されなかった。 |
12月10日〜29日 | ・発生地点から半径10km圏内において、毎日巡回監視を実施 |
12月29日24時 | ・環境省が野鳥監視重点区域を解除(区域指定期間中に野鳥の異常は確認されなかった。) |
2 今後の対応
・現在、環境省の野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは最高レベル(対応レベル3)で、全国的に野鳥の監視体制が強化されていること、家きんにおいても11月から12月中旬にかけて8県で9件の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が発生しており、防疫対策に万全を期すことが必要であるため、野鳥監視重点区域の解除後も県独自のサーベイランスレベルを最高レベルのステージ3のままとし、引き続き、県内での野鳥監視を強化します。
※別添のとおり環境省も同時に報道発表しています。
R31230kankyousyo.pdf