令和4年度ガンカモ類の生息調査の結果
2023年01月16日提供 資料提供
提供課等:生活環境部緑豊かな自然課
担当/係名:自然環境保全担当
電話番号:0857-26-7872
FAX番号:0857‐26‐7561
環境省では、毎年1月中旬に「ガンカモ類の全国一斉調査」を実施しており、今年は1月15日前後に、全国でガンカモ類の生息調査を実施しており、県がNPO法人日本野鳥の会鳥取県支部に委託し、生息調査を実施しました。結果は下記のとおりです。
記
1 調査の概要
(1)日時
令和5年1月15日(日)午前6時30分から午前11時30分まで
(2)調査地点
県内11カ所
本庄池(岩美町)、多鯰ケ池(鳥取市)、千代川(鳥取市ほか)、湖山池(鳥取市)、
水尻池(鳥取市)、日光池(鳥取市)、東郷池(湯梨浜町)、天神川(倉吉市)、
日野川(米子市ほか)、佐陀川(米子市)、中海(米子市ほか)
(3)調査者
NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 会員28名
(4)調査対象
ガン・カモ・ハクチョウ類
(5)調査方法
各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウントします。
2 調査結果
区分 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和3年度との比較(羽数) |
ハクチョウ類 | 2種 | 337羽 | 1 種 | 455羽 | 2種 | 295羽 | 減( 160羽) |
ガン類 | 2種 | 16羽 | 2 種 | 456羽 | 2種 | 93羽 | 減( 363羽) |
カモ類 | 18種 | 29,436羽 | 19 種 | 19,369羽 | 20種 | 21,254羽 | 増( 1,885羽) |
計 | 22種 | 29,789羽 | 22 種 | 20,280羽 | 24種 | 21,642羽 | 増( 1,362羽) |
3 分析・総括(NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 戸川 信吾(とがわ しんご)副支部長)
早朝から雨模様で、場所、時間帯によっては風雨が強く、カウントに苦労した。
今冬の飛来総数は、 種や調査地により増減はあるものの全体として例年並みであった。ガン類の減少は、中海のマガンが年により増減があるためである。湖山池の調査結果が1月としては、
過去最高のカウント数となったが、羽数が増加したのはキンクロハジロ、スズガモが増加しているためである(原因は不明)。
4 資料
令和4年度ガンカモ類の生息調査取りまとめ表
ガンカモ調査結果