新型コロナウイルス感染症患者数（令和5年第31週：詳報）

＜集計期間：令和5年第31週（令和5年7月31日（月）〜8月6日（日））＞
【地区別】

地区	東部	中部	西部	合計	全国(第31週)
定点数	12	6	11	29	−
患者数	228人	160人	249人	637人	−
定点当たり患者数	19.00人	26.67人	22.64人	21.97人	15.81人
前週比（倍）	0.86倍	0.87倍	0.86倍	0.86倍	−
流行情報	●警戒	●警戒	●警戒

＜参考＞

・定点当たり患者数とは、1週間に新型コロナウイルス感染症と診断された1定点医療機関あたりの患者数。
・定点医療機関の内訳は、小児科定点：19医療機関及び内科定点：10医療機関

＜流行情報の解説＞
　現在の感染状況が、第8波と比較してどの程度のレベルかを地区ごとにお知らせするもの。
●注意レベル：　定点当たり10人/週　（今後の感染拡大に注意が必要と考えられる段階）

●警戒レベル：　定点当たり20人/週　（感染者数の加速度的な増大のおそれがある段階）
※いずれも、定点当たり10人/週を下回れば解除。

【年齢別の患者数】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（人）

	10歳 未満	10代	20代	30代	40代	50代	60代	70代	80歳 以上	計
今週	143	61	52	75	78	69	56	52	51	637
	22.4%	9.6%	8.2%	11.8%	12.2%	10.8%	8.8%	8.2%	8.0%	100.0%
前週	184	94	77	93	83	75	45	42	47	740
	24.9%	12.7%	10.4%	12.6%	11.2%	10.1%	6.1%	5.7%	6.4%	100.0%

l 全県で先週より患者数が減少したが、中部・西部では引き続き定点当たり20人を超える状況。流行情報「警戒レベル」は全県で継続。 l 50代以下では各年代で減少している一方、60代以上の患者数の増加傾向が続いており、重症化リスクの高い患者の増加による医療負荷に引き続き注意が必要。 l 8月1日から、医療負荷の目安である『新型コロナ警報』の“注意報”を全県に発令中。 （県民の皆様・県内に滞在中の皆様へ） l 帰省や大人数で集まる機会が増えますが、手指消毒、換気の徹底、場面に応じたマスク着用といった感染防止を心がけ、特に高齢者と接する場合などは、体調を整えるようにしましょう。重症化リスクの高い方は、近接した会話や混雑した場所を避けることが有効です。 l 気温が異常に高い状況が続いており、体力が落ちていることがあります。食事や睡眠をしっかりとり、日頃から体調管理を徹底しましょう。 l 予期せぬ体調悪化に備え、抗原検査キットや解熱剤・咳止め等の常備薬を準備しておきましょう。発熱や咽頭痛があるなど体調が悪い場合や陽性が判明した場合は、無理せず自宅で安静に過ごし、周囲にうつさない配慮をお願いします。ご家庭内では、特に高齢者にうつさないよう気をつけましょう。 l お盆期間中は救急外来、急患診療所等の混雑が予想されます。急を要さない検査を目的とする受診はお控えください。　症状が軽い場合は、抗原検査キットでセルフチェックをして、常備薬で様子をみることも一つの方法です。 l 受診される場合は、医療機関へ事前に電話連絡の上、指示に従って受診しましょう。 l 医療機関や高齢者施設で入院・入所中の方と面会される際は、施設のルールに従って対応しましょう。