県政一般・報道提供資料

高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認及び今後の対応について

2025年12月02日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部畜産振興局家畜防疫課  
電話番号:0857-26-7286  FAX番号:0857-26-7292
その他関係所属 : 畜産振興課 (0857-26-7285)

内容

12月1日、米子市において発生した高病原性鳥インフルエンザを疑う事例については、遺伝子検査を実施した結果、本日午前6時に遺伝子検査が終了し、H5亜型の遺伝子が検出され、午前8時に国において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確定されました。
県では、速やかな殺処分に向け、資機材の調達・搬入や人員確保などの作業を進めており、今後、次のとおり対応することとしています。

農場の概要

所 在 地:鳥取県米子市
飼養状況:肉用鶏(約7.5万羽)

農林水産省による疑似患畜の確認結果

倉吉家畜保健衛生所で行った遺伝子検査の結果、H5亜型の遺伝子が検出され、農林水産省により高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確定されました。

今後の対応

本事例が疑似患畜と確認されたので、第1回鳥取県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部会議で決定したとおり、以下の対応方針に基づき、防疫作業を開始します。(1)「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施。ア当該農場の飼養家きんの殺処分及び埋却イ農場から半径3km内の区域について移動制限区域の設定(対象は4農場)ウ半径3kmから10km内の区域について搬出制限区域の設定(対象は5農場)(2)感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道路に消毒ポイントを4箇所に設置し、運営開始(別添のとおり)。

県民の皆様へのお願い

(1)家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的に報告されていません。安心してお召し上がりください。
(2)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者のみなさまは、根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
(3)死んだ野鳥を見つけたからといって、ただちに鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、異常な野鳥や死亡又は衰弱した野鳥を見つけた時は、触らないで、県庁自然共生課、最寄りの県総合事務所環境建築局に連絡し、その指示に従ってください。

報道機関へのお願い

現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。


最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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