「中井金三と砂丘社の仲間たち〈不思議の町倉吉〉100年の旅から未来へ」出版報告について
2024年12月19日提供 資料提供
提供課等:地域社会振興部文化政策課
担当/係名:振興担当
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郷土の文化、芸術、教育に大きな影響を与えた画家・中井金三と砂丘社の功績をまとめた書籍『中井金三と砂丘社の仲間たち〈不思議の町倉吉〉100年の旅から未来へ』の出版報告のため、著者である波田野頌二郎氏が知事を訪問されます。
記
日時
12月20日(金) 午前11時25分から
場所
第2応接室(鳥取県庁本庁舎3階)
訪問者
波田野 頌二郎(はたの しょうじろう)氏(河本緑石研究会 会長)
河本 義和(かわもと よしかず)氏(河本緑石記念館 館長)
波田野 幹恵(はたの みきえ)氏(河本緑石研究会)
(参考)
≪中井金三 略歴≫
明治16年 鳥取県東伯郡小鴨村で生誕
明治30年 上京
明治36年 世田谷区の日本中学卒業
明治38年 東京美術学校(現在の東京藝術大学美術学部)入学
明治43年 東京美術学校卒業
大正2年 倉吉中学校(現在の倉吉東高等学校)教諭
大正9年 砂丘社創立
昭和20年 教職を定年退職
昭和44年 永眠
・東京美術学校を卒業後、鳥取県倉吉市で美術教師としての道を進み、指導した4名(前田寛治、前田利三、米本一郎、山枡行雄)が東京藝術大学美術学部に入学した。
・前田寛治や河本緑石らと総合芸術団体「砂丘社」を結成し、鳥取における近代的文化運動の中核となる活動を行った。
≪砂丘社について≫
大正9年(1920年)4月に創設。発足時の同人は中井金三、前田寛治、河本緑石、石亀正美、増田英一、高塚弥之助、前田利三、石亀忠利、加藤晃ら9名。油絵や水彩画の展覧会に加えて、同人誌「砂丘」を発行して詩や戯曲、小説を発表、さらには音楽会や演劇公演など、総合的な芸術運動を展開した。