県政一般・報道提供資料

こども園における感染性胃腸炎の集団発生

2022年01月26日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所倉吉保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858-23-4803

内容

1月24日(月)東伯郡内のこども園から中部総合事務所倉吉保健所に「複数の園児に嘔吐、下痢等の症状を呈するものがおり、有症状者の一部からノロウイルスが確認された。」との報告があった。

1 経緯

1月24日(月)東伯郡内のこども園から中部総合事務所倉吉保健所に「複数の園児に嘔吐、下痢等の症状を呈するものがおり、有症状者の一部からノロウイルスが確認された。」との報告があった。

2 患者の発生状況(1月24日(月)午前9時30分現在)

区 分
在籍者数
累計患者数
現有症状者数
園 児
120
17
 8
職 員
34
0
 0
       施設名 :湯梨浜町立とうごうこども園
       代表者名 :園長 田中 真由美(たなか まゆみ) 
       所在地 :東伯郡湯梨浜町門田3
       主な症状 :嘔吐、下痢、発熱   ※重症者なし
       発症日 :1月19日(水)から

      (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。 

      ※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

    3 今後の対応

    (1)施設の二次感染防止対策の徹底の指導

    (2)園児及び職員の健康調査の継続

     <感染性胃腸炎(5類感染症)>
     ○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。
     ○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。
      ○鳥取県感染症流行情報第2週(1月10日〜1月16日)によると、感染性胃腸炎は、東部及び西部地区では散発しており、中部地区ではやや流行しています。

     <各施設における予防対策>
    ○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。
    ○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。
    ○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋を使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。
    ○手すり、ドアノブ、汚染衣服等の消毒を行うこと。
    ○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。

    ※この資料は、倉吉記者クラブにも提供しています。



    最後に本ページの担当課
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