新型コロナウイルス陽性者氏名の漏えい事案の発生
2022年08月12日提供 資料提供
提供課等:新型コロナウイルス感染症対策本部事務局新型コロナウイルス感染症対策推進課
担当/係名:感染症対策担当
電話番号:0857-26-7759
FAX番号:0857-26-8143
新型コロナウイルス感染症のクラスターに関する調査を行う際に、施設とは無関係の陽性者の氏名を伝えるといった個人情報の漏えいが判明しました。
このことを受けて、関係者に概要を説明し、謝罪しました。また、今後同様の事案が起きないよう再発防止策を講じて、個人情報の適切な管理に努めます。
記
1 事案の概要
令和4年8月11日(木)、新型コロナウイルス感染症の陽性者の通う施設のクラスター対策に係る調査を行うため、陽性者2名の氏名を、関係機関として名称のあった施設に、県クラスター対策チーム職員から伝えたところ、1名は関連がないことから、陽性者氏名が当該施設へ漏えいした。もう1名については、陽性者から施設側への報告がなかったことから、陽性となったことが施設側へ漏えいした。
2 事実判明日時
令和4年8月11日(木)午後3時頃
3 経緯
8月11日(木)午前11時頃、施設への聞き取りを行ったところ、県の把握している当該施設に関連する陽性者数が施設の把握している陽性者数が合致しないため、県クラスター対策チームの職員が、陽性者2名の氏名を電話口で伝えたところ、施設から当該陽性者の不存在を指摘され、個人情報の漏えいに気付き発覚したもの。
4 流出した個人情報及び件数
陽性者の氏名 2名分
5 原因
・保健所から提供を受けた陽性者の基本情報に、誤った関係先が記載されていたことにより、当該施設に陽性者の氏名を漏えいした。
・施設への聞き取りの際、施設の把握している陽性者と県クラスター対策チームが把握している情報を突合する際に、陽性者氏名を県からは伝えないという手順を、職員が把握していなかった。
6 当課の対応
・8月11日(木)、陽性者2名に経緯を説明して謝罪し、今後の再発防止に努めることをお伝えし、了解を得た。
・8月12日(金)、施設に経緯を説明し、誤って伝達した陽性者氏名を口外しないよう依頼した。
7 再発防止策
・本業務に従事する職員全体に対して本事案を周知し、業務の手順を徹底するとともに、改めて個人情報の適正な取り扱いを行うよう注意喚起を行う。